昨日は、キンシャサを書きましたので、今日はシンボリグランを書きます。
元々、私は馬の成長を追いながら、レース予想をするのが好きなんです。
デビューから観察していくと、今とは全く違う姿をみて、びっくりすることもあります。そして、その馬の本質を理解できることがあります。
例えば、今回のシンボリグランは、2歳時は、2000mを中心に使われいたんです。
2歳の9月にデビュー後、人気になりながらも結果が出ず、3歳の2月に1600mダートに使って未勝利を脱出してから運命が変わっていくんです。そんな彼の歴史を書き綴りながら、今回の阪神カップでの好走条件を探っていきたいと思います。
まず、この馬の父は、グランドロッジといって、英G1を2勝した馬です。代表産駒には、英・愛ダービー、凱旋門賞を制覇したシンダーがいるし、母系もスタミナに裏付けされた血統ですが、どうやら、この馬は、ダンジグの血が強くでてスピード型になったんだと思います。
とにかく、若い頃は、①スタートまずまず、②途中から前に行きたがる、③4コーナ辺りから手ごたえが怪しくなる、④直線はなかなか前の馬を抜こうとしない、⑤そういうしてる間に他の馬にやられる・・・・・・といったパターン。
未勝利勝ちの東京のダート戦も一旦抜け出したあとにソラを使ってふらふら、2着に外からこられてから、ようやく一伸びして勝ったわけですし、2勝目の中山1200mも手ごたえよく、差を詰めた割には、並んでからモタモタし、最後は内田騎手の気合?で抜け出した感じです。
3勝目の京都の葵ステークスも期待を裏切らない?もたつきようでした。熊沢騎手に散々ムチで叩かれての勝利(笑)
多分、この頃からG級で活躍する能力はあったと思うんです。
その後、3戦は惜しい競馬を含めて未勝利でしたが、
ボニヤ騎手に乗り替って、東京1400mオーロカップと、中京1200mCBC賞G2を連勝します。
オーロカップ、CBC賞とも前半のハイペースを引っ掛かって追走してものの、最後までボニヤ騎手に気合の鞭に反応し、勝利を収めました。多分、こういう気の悪い馬は、しっかり追える外人騎手が合うんでしょうね。馬も必死になるのでは?(笑)
ただ、その後、デムーロに乗り替った2戦は、1200mで後方から競馬するんですよね。
元々ゲートは、そんなに速くなく、二の脚で追いつくタイプなんですが、二の脚を使わせず後方で折り合いに専念。
頑張って追い込んでは来るのですが、勝利には至りませんでした。
そして、いよいよ武豊が騎乗します。京王杯1400mです。ここでも後方から折り合いをつけて競馬します。
最後の直線で馬群を割ろうと試みますが、反応悪くもたつき、外から被せられ、結局、大外へ。届かず6着。
多分、この辺りで抑える競馬を意図的に試してたんでしょうね。負けはしましたが、次走の安田記念では、
スムーズな競馬運びができました。スタートして気合をつけずに、出たなりで競馬すれば、それなりにスムーズに競馬できるようになったわけです。
ところが、次走の函館スプリントでは、内枠で出遅れて焦ったのか、柴山騎手が気合をつけてしまい、これまで通りビューといって、直線はもたつき5着に敗退しました。
また、元に戻ってしまうかと心配しましたが、次のスワンSでは、折り合って2着。前走のマイルCSでも折り合って3着。いよいよ軌道に乗ってきた感じですね。多分、今は1400mくらいで道中馬なりで折り合って、直線しぶとく伸びる競馬があってると思います。阪神1400は内回りなので速くなるでしょうし、レースはし易いはず。
問題点は、まずは、コーナリング。基本的に上手くないです。なので、京都のゆったりさは良かった。
阪神の4コーナは急なので嬉しくないと思いますが、なるべく、ゆっくり回って、最後の直線に賭ければGOODだと思います。
そして、もたつきながらも、坂を利してバテ馬を交わし、上位に食い込む!
そんな競馬が良いですね。枠は、今だったら、外目の方が競馬しやすいはずです。内でも、直線バラけるため、抜け出すスペースはできると思いますが、もたついたときに怖いですね。
もっと、騎手のサインに、すっと反応できるようになれば、武騎手が試したような馬群に入れての競馬が有効なんですけどね。
ただ、デビュー時よりは、相当、まともな競馬をするようにはなったので、温かい目で見守っていきたいです。