在来線、そして新幹線と乗り継いで熱海駅に。

これから伊東線に乗り換えて伊東駅に向かうのですが、ホームに待機していたのはJR車両ではなくて、伊豆急行のリゾート21。

この車両に乗るのは20年ぶり位かな、懐かしい。

海側窓向きのロングシートに座りましたが、伊東駅までは海岸線を走行するわけではないので、眺望の恩恵は得られません。

 

到着した伊東駅からは徒歩で伊東港へ。

この徒歩で移動している時間に、伊豆大島に数社あるレンタカー屋さんの全てに連絡を取りましたが、どこも空きがないと断られてしまうのでした。

急遽決めた伊豆大島への観光、まして週末に掛かっているので致し方ありません。

ただ結果的には路線バスを利用して三原山ハイキングを楽しめることになり、レンタカーが取れなかったことは逆にラッキーだったのでした。

 

伊東港にある発券窓口で予約番号を告げて乗車券をいただく。

出航時刻の数分前になると、乗船するジェット船が桟橋に接岸され、乗り込んでいきます。

熱海港からの経由船なので、眺めの良い2階席はある程度は埋まっている状態。

全席指定であり、私の席は1階右舷の窓側。

こちらは空ていました。

初めて乗る高速ジェット船にワクワク。

もっとスピード感を得られるのかなと思っていましたが、高速ジェットと言えどもやっぱり船、こんなものかな…

乗り心地は大型客船のようなゆったりとした揺れはないものの、常に細かい振動が感じられ、あまり良いとは…

また運航中はずっとシートベルトを締めて座っていなければならず、フツーの船旅のようにデッキに出て海風に当たる…なんてことは出来ないのでした。

ただ伊東港から伊豆大島までは30分程度なので、ウダウダしているうちに着いちゃうのでした。

 

伊豆大島への着岸は、波の状況により岡田港か元町港かに選択されるとのことですが、今回は岡田港に入港。

ちなみに岡田港の岡田のヨミは「オカタ」であり、阪神の監督とは違います。

 

路線バスの出発時刻まで時間があるのでターミナルの展望デッキに上って眺めていると…

ちょうど東京からやってきたジェット船が入港してきました。

この船の入港時刻が10時40分。

この船から降りてくる客に合わせて、三原山の山頂口に行く路線バスの出発時刻は11時となっているのでしょう。

 

その三原山観光の話は次回に…