今週の週刊朝日を読んでいると…
「頼朝・義経、北条家の人々」のページがあり、これから新連載されていくとのこと。
流行り好きの編者にとっては、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は現在ハマっている番組であり…
先日も、伊豆の国市にある「大河ドラマ館」を訪れたばかりであり…
興味深く掲載記事を読むと…
山梨県にある甲斐善光寺に頼朝の木像が公開されており、この木造は妻である北条政子が造らせたとのことで、数ある頼朝の容姿の中で一番に頼朝を再現しているとの記述。
山梨県に善光寺があること、また頼朝の木像があることにも初めて知り、ホホ―でした。
「鎌倉殿の13人」フリークとしては是非とも確認しなくてはと、早速に行ってきました。
訪れてみると、ちょうど御本尊を7年振りに一般公開する御開帳の時期であったとのことで、そこそこの賑わいが…
しかし、駐車している車のナンバーは県外が多く…
やはり御開帳なんかよりも、週刊朝日の読者が多かったのではないかと、勝手に推測。
ですが、ここを訪れたのなら頼朝像との対面より、先ずは参拝すべき寺院であり、本堂へ上がらせていただきました。
ここからは撮影禁止。
御開帳されている御本尊の前の空間には「鳴き龍」の案内があり…
天井に描かれている龍の下で手を打つと、確かにパーンと響くのでした。
こういった「鳴き龍」がある寺院は、今まで幾つか訪れたことはありますが…
なぜ「鳴き龍」となるような構造を作ったのでしょうか?
さて順路に沿って本堂内を進むと、次にめぐり合ったのが「戒壇巡り」。
真っ暗な中を手探り状態で歩むと、途中で錠前に触れることができるのですが…
この錠前が御本尊の阿弥陀如来と繋がっているとのことで、ご利益があると説明がありました。
この「戒壇巡り」は本場である信州の善光寺でも、数年前に体験したことを覚えています。
どちらの善光寺が最初にやり始めたは知りませんが…
これで本堂での面白体験を終えて、隣りにある宝物館へと渡り歩き、頼朝像と対面するのでした。
頼朝像は1年前に完全修復を終えたばかりとのことでしたが、かなりボロボロの木造。
それでもシッカリと表情は伺えました。
最近の学術調査では、頼朝の容姿について色々と諸説があるようになりましたが…
いちおう、そのひとつを押さえたことで良しとしましょう。