【STAFFインタビュー】殺陣:下川真矢さん(BOS) | 『ハマトラ THE STAGE -DOUBLE MISSION-』ブログ

『ハマトラ THE STAGE -DOUBLE MISSION-』ブログ

『ハマトラ THE STAGE -DOUBLE MISSION-』の情報を更新していきます!

『ハマトラ』の見どころの一つであるアクション
特に「ミニマムホルダー」「ミニマムを持たない人々」と性質の違うアクションを担当するのは、
初演に引き続きBOSの下川さん。
キャスト陣から信頼も厚い下川さんに今回の舞台について伺いました。

――二弾と初演の違いを教えてください。

大きな違いはナイスとアートの関係です。
今回「ミニマム」について大きく二派に分かれる話ですが、ナイスとアートにその二派の違いと、
もう一つプラスアルファの関係性を足しました。そこは初演とは全然違いますね。

――具体的には?

初演ではアートは孤独な闘い方をしていましたが、今回はナイスと一緒に闘います。
アートはミニマムホルダーには敵わないのですが、そこにナイスが加わって二人で戦います。
それは前回に無かったミニマムを持つ持たないということを越えた「仲間」という意識ですね。

――今回の脚本は「コンビ」ということも強く打ち出されていますが?

笑いの要素が入れられる便利屋、そしてひたすらかっこいいハマトラ。
この設定は初演から引き続いでいますが、今回はそれをはっきり分けて、
バースデイに面白い動きがつけられるので、面白いバースデイとそれを立てる
レシオというところをよりわかりやすくつくりました。

――原作のキャラクターにつける殺陣というのは難しいですか?

勿論キャラクター性を優先しますが、
殺陣も演技と同じように心情をより深く表現するようにしています。
例えば、アートは拳銃を持っていますがアクションでは使いません。
なぜなら、拳銃というのは彼だけが使えるものだからです。
それを使ってしまうと、今度はアートがミニマムを持っていない、
ということが際立たなくなります。
そういう風に役者一人一人と話して殺陣を組み上げていきました。

――アンサンブルが前回より増えました。

ハマトラ達と後二つの組織があるので、人数が多くなったことで対比がつくりやすかったです。
最初に話した「ミニマムホルダー」と「ミニマムを持たない人達」という分け方もあります。
ですが、ミニマムを持たないグループでも、「ミニマムを持たなくても一生懸命やる人間たち」というところが伝わるようになっていると思います。

――劇場に来られるお客様へ

原作をご存知かどうか、初演をご覧になっているかどうか、
などいろんなお客様がいらっしゃると思いますが、まずは「深く考えずに観て欲しいな」と思います。
役者達には一人一人できる限りのアクションをつけました。
彼らが舞台の上で発する相当量の熱量を受け止めて欲しいです。
素直に、面白い舞台になっていますので、心の底から楽しんで頂けると嬉しいです。


最新情報は舞台公式HP、Twitterにて随時更新いたします。
お見逃しなく!


舞台公式HP : http://hamatora.eigeki.jp/
舞台公式Twitter : @hamatolive

「ハマトラ」公式サイト : http://hamatorapj.com/