今朝、友から「アマゾンでライトを購入し、そちらに送ったがもう少し届くまでに時間がかかりそうだ。待っててくれ。」とメールがあった。

そのライトはもうとっくに届いていて、先のブロクで書いたとおり倉庫の天井で活躍している。到着してすぐ友には礼のメールを送ったはずだ。送信記録を調べて見ると10日前にメールを送っていた。

ところがその宛先が発信者と同じ、私宛になっていた。これはしまった。あわてて友に事情を話し、許しを請うた。これはこれで一件落着したのだが、昼休みに倉庫へ行って音響を鳴らしてみようと試みた。

10年前に撤退したアトリエで使っていたものを引っ張り出した。スピーカーとアンプはPEAVEYというメーカーのものである。以前やった芝居で、地鳴りのように劇場内を振動させる必要が有ったので大音量が出せる機器である。

そいつを鳴らすべくオープンデッキとミキサー、アンプとを繋ぎ、スピーカーを接続しようとフォンジャックを差し込もうとしても穴がない。2台とも同様である。「?」と思ってよく見ると4ヵ所の穴という穴に泥の蓋がしてある。ご丁寧にその泥の上から松脂のような粘性のものでコーティングまでしてある。ドライバーでこじ開けたが、ハチの子のような虫が出て来た。一匹は引っ張り出せたが他の穴の虫は出てこない。中で潰れているかも知れないが仕方なくそのままにしてフォンジャックを差し込んだ。何とか音が出たのでこれはこれでいけると思い、次に天井にコードを張り巡らせる作業に掛かった。

今便宜的に音響機器を設置しているところは舞台のすぐ下手である。この音響機器やライトの調光器は客席の後ろに調整室を作ってそこに設置するつもりである。そこで、配電盤から60Aの電流使用に耐える電線を客席の後ろまで配線することにした。天井の梁の上を這わすため、足場台を天井の梁に届くよう移動しているとき、邪魔になる荷物を動かしたらそこに体長50センチ胴体の直径が1㎝ぐらいの細長い蛇が居た。マムシのような茶色のまだら模様である。しかし頭はマムシのように三角形のエラが張ってはいない。こいつは殺してしまおう。なんか殺すことが出来る棒でもないかと捜し歩いてバールを見つけた。それをもって蛇のもとへ戻ってみると影も形もない。棒を探しながら、殺すと祟りがあるかも知れないとも思っていたのでどこかほっとした。

小屋の外に出て行ってほしいと思い、またスピーカーの中に潜んでいるであろう虫の子にも衝撃を与えてやろうと考え、大音響で地鳴りの音を響かせた。響かせながら配線の作業をすることにして足場台を移動していたら足場台の上の部分が梁の低いところにぶつかって転倒してしまった。倒れたところが丁度音響機器の上だった。ドドドドっという地鳴りの音がガッシャーンという音で切断された。テープデッキはかろうじて助かったがTASCAMのミキサーは粉々に砕け散った。PEAVYのアンプは外見上は大丈夫そうだが機能はダメかもしれない。

休憩時間が終わりそうなのでその場はそのままにして仕事に戻った。

そしてふと予約ノートを見ると今日の午後はモモの抜糸のため昼休みに動物病院へ行く予定になっていた。あわててモモを連れて病院へ。モモというのは我が家で飼って居るミニチュアダックスである。13歳になるが先日乳癌を発症して手術を受けた。その抜糸の日であった。抜糸をしてもらい、連れて帰るとどうもモモの様子がおかしい。前足を引きずって歩いている。抜糸の時に麻酔注射でもされたのかと思い病院へ問い合わせると注射はしていない、とにかく連れて来てくれということなのでもう一度病院へ行った。レントゲンを撮り関節に少し骨棘のようなものが見えるという、先生はそのせいにしたがるがさっきまでぴょんぴょん飛び跳ねていたのにいきなり老化が原因と言われても納得できない。抜糸の時に両腕をもって大きく広げて暴れないように固定したのではないか?そのため関節を痛めたのではないか?と詰め寄るとそうかも知れない。わきの下の方まで切開してあるので抜糸時に大きく腕を広げる必要が有ったという。痛み止めを注射して様子を見ようということになった。薬も1週間分出た。医療過誤が疑われるのでサービスかと思ったら、しっかり3,000円も薬代と診察代を取られた。

誠に、変な不都合が次々起きる一日である。

写真は穴をふさがれたスピーカーと、足場台が倒れて下敷きとなった音響機器である。