PLATINUM Plaisir 
COLOR OF THE YEAR 2019
BLACK MIST

ついに出ました。
3月5日の発売日だったのですが、何処かにフライングして置いてあるだろうと、過日の蔵前散歩の日(2日)から探してましたが、結局入手は今日になってしまいました。


うーん、いいスタイルです。カッコいい。



尊敬する小日向京さんがTwitterでこの組み合わせで書きまくっていらっしゃったので、私も早速、銀座伊東屋さんの発売前の限定販売で入手しましたプラチナのブルーブラックインク「富士」でお迎えをしました。このインクには富士の湧き水が5%使用されているということです。フライフィッシングを30年来やって来た私には、余計にたまらないこのインクの選択でした。


私はカッコいいという価値基準に重きを置いているので、プレジールの価格、これまでの価格は1,000円でしたが、今回の1,500円という設定でのパフォーマンスでも、ウルトラに満足しています。「大変満足」とかではなく、「ウルトラ」です。

これまでKERRYと同様に、何本のプレジールを会社のこれはと思う人物にはプレゼントしてきた事でしょうか。まだ万年筆を使ったことの無い人に、弟分のプレピーでも十二分に満足かとは思うのですが、ちょっとカッコいい好きには絶対にプレジールなんです。後はどうぞご自由に万年筆にハマって下さい!という感じです。

それでも内規で油性ボールペンが主流の私の職場では、仕事公式に万年筆が使えませんので、普及度は全くこちらの期待するほどではないのが残念です。職場にいる文具女子の皆さんにしても、万年筆が使えないのでなかなか普及しません。使うのを明らかにためらっている。誰もかれもがJet Streamと呪文のように唱えています。正直、最近それが少し面白く無くなってきたので、私はエマルジョンとか、ヨーロッパ系とか、あえて他のインクを使おうとしていたりします(笑)勿論、Jet Streamに何の文句もありません。完璧です。

万年筆の世界では、インクブームとか、いろいろ言っていますが、肌感覚ではまだまだですね。インク沼も、ごく一部の凝り性な人達の世界の言葉。もっともっと万年筆を普及させたい。でもあともう少し。だからこそ!私もこうしてブログを書いて頑張る価値もあると思っています。

大きな目的としては、これからもプレジールなどを使った万年筆など筆記具使用による「精神の解放」に努めていきたいと思っています。

筆記具で、皆の凝り固まった窮屈な思考を解いてあげたい!そんなに畏まらなくても、萎縮しなくても、別にいいんだよ、と。もっと楽に。

もはや私のこれから生きていく上での重要なテーマであります。また過去の体験からの話でもあります。筆記具で乗り切る。大変な仕事も、家庭も子育ても、親の介護も、何もかも乗り切る!
そこを目指しています。出来ると思います。

私自身が、34年に渡る会社員生活の間に12回の転勤と8回の引越し、2度のオペと長欠、3人の大学までの子育て、様々な資格取得(最近では一昨年、宅建士を取得しました)、早くに父を亡くし、昨年10年以上遠隔介護した一人暮らしの母を看取り、そしてこの4月からは仕事をしながら通信で芸術系の大学3年に編入することになりました。

こうした経験を人生100年時代にどう活かして、何より自分自身が満足し、どうしたら関わる全ての人々を幸せにすることが出来るのか。私はここを「筆記具と紙と横浜」に拘り、提案していきたいと思うのです。今は言いたいことの何十分の一しか言えませんが、夜が更けて来ましたので、また改めて書かせて下さい。明日も5時起きで仕事なんです(笑)どうかまたお付き合い願います。