銀座伊東屋さんで開催中の「プラチナ創業100周年フェア」に行ってきました。
目的は、先行発売される富士の湧き水が5%入っているというブルーブラックのインク「富士」を手に入れることと、フリーアナウンサーで万年筆愛好家の堤信子さんとプラチナ万年筆株式会社のお二人による、プラチナ万年筆の歴史を振り返るトークショーを観覧することでした。
私はプラチナの万年筆が好きで、プレピーにプレジール、バランス、センチュリーまで20本位持っているので、その歴史に触れる機会というのは大変嬉しい企画でした。
トークショーの時間に20分ほど間に合わなかったのですが、イベント会場の地下への階段を急いで降りながらも、愛用している万年筆の大きなポスターに、テンションは確実に上がって行きました。
トークショーは、堤信子さんからは本当に心から万年筆を愛する気持ちがビシビシと伝わって来て、またプラチナ万年筆株式会社のお二人からは、貴重な開発のご苦労話や裏話も聞けて、とても参考になりました。堤さんには秘蔵の万年筆も数本、危険も顧みず(笑)、観覧者に回して直接見せて頂きました。ありがとうございました。
こうした歴史的背景を理解した上で、日頃使っている万年筆の事を考えると、安価なプレピーであっても、スリップシール機構開発への誇りを想い、改めて特別な使用感に包まれます。1年も2年もインクが乾かずに使えることが、どれほど特別なことなのかと。世界に誇る日本の技術です。
私は万年筆を使ったことが無いという人には、まずプレピーかプレジールを試してもらっていますご、大概その滑らかさに驚きますね。(私のプレピー愛については、以前のプログをご参照下さい)
100万円の世界100本限定シリアルナンバー1のペン先とボディにチタンを使用した100周年記念モデル「センチュリー ザ・プライム」に心が動きましたが、やめときました(当たり前。一瞬本気になった自分が怖い!)銀富士だけは買っても良かったかなーと後悔もありますが、富士山の蒔絵が書かれたコンバーターだけ欲しかったです。
これからもプラチナ万年筆を、特別な想いを感じながら、使い続けて行きたいと思います。
以下、私の主なプラチナ家族です!
プレピーは数え切れないほど買ってます。殆ど色んな人にあげちゃってます。
何と美しいローレルグリーン!写真が下手でよく分かりませんね(笑)