こんばんは!
サラリーマンをしながら書道をしている
はまと申します!
全国が決まったのは、大会からちょうど半年くらい前。
納品する時間も含めて、制作練習時間は5ヶ月くらいしかない。
高校3年生で受験勉強もしないといけないのに、
そんなのやってる場合じゃなかったです。
とにかく、当時は書道しか頭になかったです。
というのも、書く紙の大きさが半端なくデカくなったのです。
全国大会は、一般的な半紙ではなく、条幅や半切といった
どでかい紙で作品を提出します。
僕の選んだ作品は、牛橛造像記といって、
畳2畳くらいの大きさの紙に漢字102文字を書くので、
1枚書き上がるのに、3時間以上かかるのです。
(最初の1枚は確か4時間以上もかかったかもしれません)
下の写真は、牛橛造像記です。
力強く硬い字が好きだったので、先生にこれ書きますと
宣言しました。
また大きな紙に書くので、線を書かないと流石に字が曲がってしまうので、
枠を書きました。それも20分くらい余裕でかかりました。
授業が終わったら、速攻で書道室に駆け込み、
枠作りして、1枚を書き上げたら、外はもう真っ暗。
今までは100枚とか余裕だったのに、
1枚しか書けないってなんか変な感じ・・・
最初は、注意深く書いていたのですが、
だんだん慣れてきたのか、注意散漫になり、
払いを止めてしまったり、
止めをはねてしまったり、
1文字抜かして、その次に書き直すことを
こっそりとしても先生はにバレて許してくれませんでした(当たり前か)
上手く書けたと思ったら、その次の文字で失敗し、
紙をクシャクシャに破りてえと思っても
せっかく20分枠作りしたのがもったいないと思い
仕方なく書き続けました。もちろん失敗です。
1番最悪だったことは、全部間違えないで
まあまあの出来だったのに、最後の名前が
紙に対して小さすぎてやり直しになったことです。
3時間もかけて作った作品が一瞬で水の泡になったのが
本当にやるせなかったです。
でも、生半可な気持ちで作品を出したら、
全国に行けなかった人たちの思いを裏切ることになるので、
本気で取り組みました。
続きはまた次回〜
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