Kくんに夏休み前に、センター試験形式の予想問題を解いてもらいました。時間は計らずにリスニング以外の200点満点分をやってもらったところ、正確には忘れましたが110点前後の点数でした。この点数は6割に達していないので決していい点数とは言えませんが、この形式の問題で「勝負ができている」レベルだと言えます。
仮に彼が3割(200点満点で60点)程度しか取れなかったとしましょう。その場合彼にとって、この問題のレベルは手も足もでないレベルと言えます。多分、解きながらちんぷんかんぷんに感じられて、勘で○したりしている状態でしょう。
この状態の子に同じレベルの問題をさせても力はつきません。解説しても、理解しなければならないことが多すぎて、ついてこれないでしょう。それにこの状態が続くと自信を失って、やる気の低下すら起こります。
しかし6割近く取れていると言う事は、分からない問題も分かる問題も混在している状態です。ある程度まで読めて、間違えたのなら、解説してやれば「なるほど、そうだったのか。」と理解して学力に変えることができます。

そこで、夏休みはほぼ毎回Kくんにセンター形式の問題を解いてきてもらって、それを私が解説する指導をしました。
最初は多少きつくても、今までの基礎があれば数多く問題を解くうちに慣れてきて正解率も上がるだろうと予想していました。

しかし、自分でも予想外だったある一つの私の“ミス”によってKくんの正解率は上がるどころか若干下がってしまったのです。