6/29、IAEAの情報で、破壊されたモニタリングポストはZNPPの南西16キロと判明したため訂正
ザポリージャ原発の16キロ南西にある放射線モニタリングポストが攻撃を受け破壊された。ロシアメディアは、当然、これをウクライナ軍の攻撃によるとして一斉に報じている。専門家らが、既に代替の測定を始めているようである。監視施設が損傷を受けただけであり、これで直ちに放射線による緊急事態につながることはない。
IAEAにもすでに通知されているため、次回のIAEAの情報アップデートで、中立的な立場での詳細が報じられている。
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発電所側によると、専門家らが地域の放射線状況を管理するため代替措置を講じたという。
https://tass.ru/armiya-i-opk/21202827
6/26、メリトポリ発、タス通信―ウクライナ軍(ВСУ)がヴェリカヤ・ズナメンカにあるザポロジェ原子力発電所(ZAES)の放射線モニタリングポストを攻撃した。これはZAESテレグラムチャンネルで報じられた。
「ヴェリカヤ・ズナメンカの放射線モニタリングポストはウクライナ軍の砲撃により完全に破壊された」とメッセージには記されている。専門家らが、同原発が所在する地域の放射線状況を管理するため代替措置を講じたことが指摘されている。
発電所側は、サイト、監視区域、衛生保護区域の環境での放射線モニタリングは継続的に実施されており、放射線レベルは天然バックグラウンドを上回っていないことを明らかにした。
画像:ザポロジェ原子力発電所公式テレグラムチャンネル:
ザポロジェ原子力発電所公式テレグラム:
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IAEAにも本事象を通報