• AP1000、2ユニット増設準備がフメリニツキー原子力発電所で開始
  • 米国連邦議会でユッカ マウンテンが再び台頭
  • カリフォルニアの町への使用済燃料貯蔵施設提案で住民に怒り
  • 米政府、20万㎥以上の漏洩を続ける放射性廃棄物を処理する企業に450億ドルを助成

AP1000、2ユニット増設準備がフメリニツキー原子力発電所で開始

ウクライナのエネルギー自立を目指す米国との協力枠組の中で、ウェスティングハウスAP1000技術を使用したフメリニツキー原子力発電所の5号機及び6号機6の建設準備が始まっている。 先日、同発電所の建設現場で冷却塔建設に向けた準備作業が始まった。

左から、ウクライナ国営原子力発電会社エネルゴアトム・ペトロ・コティン取締役会会長代理、一人飛んでブリジット・ブリンク駐ウクライナ米国大使、ヘルマン・ハルシチェンコ・エネルギー大臣、パトリック・フラグマン・ウェスティングハウス社長兼CEO(画像:ウクライナ・エネルギー省)

関連報道:

https://english.alarabiya.net/News/world/2024/04/13/ukraine-starts-building-first-us-design-nuclear-reactors 

https://www.kyivpost.com/post/31073

 

米国連邦議会でユッカ マウンテンが再び台頭

ネバダ州選出でない議員は使用済燃料処分場がないことに遺憾の意を表明するが、ユッカマウンテンの審議を再開する計画も明らかにしない。米国連邦議会下院エネルギー・商業委員会での使用済核燃料の管理に関する4/10の公聴会(ネバダ州選出議員はメンバーではない)で、議員らは順番に、1987年に初めて唯一の使用済燃料処分場サイトとして選ばれ、2002年に資金提供が承認されたユッカマウンテンサイトで、ネバダ州の複数世代にわたる政治家の力により、未だに一体の使用済燃料も処分できていないことを嘆いた。

2018/7/14、ユッカマウンテンの南ポータル内を歩く作業員者。下院エネルギー・商業委員会のメンバー12人が予定サイトを視察した。 (ジェフ・シャイド/ネバダ・インディペンデント紙)

 

カリフォルニアの町への使用済燃料貯蔵施設提案で住民に怒り

カリフォルニア州の小さな町ランズバーグで、核廃棄物(使用済燃料)に関するチラシが広まり、大きなプロジェクトが騒がれている。「私たちは皆でコピーを作り、それを町中に広げた」とジョン・サイドは語った。このチラシは、オレンジカウンティの起業家のビジョンを語ったものだ。「カリフォルニア州の使用済燃料だけがここ砂漠に来る可能性がある」と、計画中の貯蔵施設の土地を所有するサラザール氏は語った。 「連邦政府がそれをどうするか決定するまで、私たちは監視する。」

画像:KGET.comの動画からのキャプチャ

 

米政府、20万㎥以上の漏洩を続ける放射性廃棄物を処理する企業に450億ドルを助成

5,600万ガロン(21万2000㎥)の放射性廃棄物と有害廃棄物が地下のタンクに保管されており、将来の汚染の懸念が高まっている。数百万ガロン(1万㎥規模)の放射性廃棄物と化学廃棄物の浄化を任務とするバージニア州の会社と10年契約が再締結された。トリシティ・ヘラルド紙は、ハンフォード・タンク・オペレーションズ・アンド・クロージャ(H2C)社が、ハンフォード・サイトでの作業を行うために米国エネルギー省から450億ドルの援助を受けたと報じた。

(画像:Getty Images)