これが事実なら、ザポリージャ原発の安全確保のために必要なことは、すべてロシア側、ロスアトムがやって来たというのは、真っ赤な嘘である。

 

 

ウクライナは、露軍による制圧後のザポリージャ原子力発電所(ZNPP)で、ディーゼル燃料を調達・輸送したと、ウクライナの サスピリン紙とのインタビューでヘルマン・ハルシチェンコ・エネルギー大臣が語っている。同大臣は、合計「約500トンのディーゼル」がZNPPに納入されたと述べた。「ウクライナとエネルゴアトムはディーゼル燃料を調達し、ロシアの検問所を通って輸送した。我々は、7回の(外部)電源喪失の際にも事故が起こらないように、ディーゼルを供給するための通路について合意するよう求めた。 」と大臣は指摘した。エネルギー大臣この状況を「パラドクス」だとしながらも、発電所での事故を防ぐためにはそれが必要だと説明した。「実際、ロシアが現地を支配しているので、ディーゼルを持ち込むのは奴らであるべきだが、奴らがやらないので、我々がやったのだ。結局のところ、7回の停電のうち1回でもディーゼル燃料がなければ、原発事故が起こっただろう」と大臣は付け加えた。

 

元記事:

https://suspilne.media/580107-ukraina-vozila-dizel-na-okupovanu-rosianami-zaes-galusenko/

 

ウクライナのヘルマン・ハルシチェンコ・エネルギー大臣。 写真:エネルギー省