奥多摩サイクリング3 ~待ってくれない日没~
November 8, 2010
Route:
多摩→奥多摩→多摩
さらに多摩川を遡る。
サイクリングロードは途切れ、必然的に住宅街の道路を進むことになる。
真っ直ぐに続く素敵な並木道だ。
「小作取水堰(おざくしゅすいぜき)」。
多摩川の取水堰というと 「 羽村堰 」 が有名だが、規模としてはこの 「 小作堰 」 のほうが大きいそうだ。
さらに奥多摩を目指して進んでいく。
この辺りで既に13時近くになってしまった。
先を急ごう。
「軍畑(いくさばた)大橋」から多摩川を眺める。
日が落ちるのが早くなり徐々に焦り始める。
せっかくの休みなのにのんびりできなきゃつまらない。
と、当初のゴール地点であった奥多摩駅へのこだわりを捨て、行けるところまでいってみることにする。
ゴールを目指す必要がなくなり一気に肩の荷が下りる。
風を感じながらのんびりと自転車を走らせる。
「奥多摩大橋」に差し掛かった。
日没を考えるとこの辺りが限界か。
橋を渡り、松乃温泉に向かう。
行っても行っても温泉は見つからず御岳神社の入口まで来てしまった。
地図を開き場所を確認する。
どうやら橋を渡ったのが間違いだったらしい。
元の場所に戻り、橋を渡らず道なりに進むと、ようやく松乃温泉の「水香園」に到着する。
紅葉を見ながら温泉に入るのを楽しみにここまでやってきた。
しかし門までやってきたものの人の気配がまるでなし。
看板をみると「休館日」の文字が、、
まったくついていない。
帰りは青梅街道から府中街道へと主要ルートを使って急ぎ早に帰る。
我が町、聖蹟桜ヶ丘に着く頃は辺りは真っ暗。
神々しく光るネオン街の上空には三日月が不思議な赤い光を放っていた。
昼前に出発したためかなりハードなツーリングとなってしまった。
次に目指すときはもっと早くにでなければ。
さすがに晩秋の日没、容赦がない。
走行距離
95.72km









