2011年が始まってわずか1年ですが、正月に大雪が降ったり、鳥インフルエンザがあったり、新燃岳の噴火など自然の脅威を見せつけられた新年のスタートでしたね。
さて、本日2月3日は、節分ですね。節分では、「鬼は外、福は内」とかけ声をかけて豆をまきますが・・・
そもそもなぜ鬼に豆をまくのでしょうか?
そもそも鬼とはなんでしょうか。
「鬼」という字を「おに」と読みますが、「おに」という日本語は「陰(おん)」に由来しています。「陰」とは目に見えない気(病気や自然の災害など)、主として邪気のことをさします。 その「陰」をもたらす「人」ということで「陰人(おんにん)」。 「おんにん」が変化し、「おに」となりました。形の見えない災害、病などの災いはすべて鬼の仕業と考えられていたのです。
次は「豆」。 災いをもたらす悪いものを「魔」とします。その魔を滅するという意味で「魔滅」(まめ)を用いるようになりました。 つまり、災いをもたらす者を滅するために、鬼に豆をまくようになったのです。
みなさんのおうちでは豆をまくときのかけ声は何ですか? そうですね、一般的に「鬼は外、福は内」ですよね。 ところが、日本のある地域では、それ以外のかけ声で、豆まきをする所があります。
そこで今日は日本全国のいろいろなかけ声を紹介します。全部で5つのかけ声の例を言います。
●ある地域では →「鬼は内、福は外」と言われます。 周りにいる人達に災いがないように、自分の家に悪い物を閉じこめ、そして、自分の家の幸せを周囲の人達に分けてあげようという意味があるという事でした。
●群馬県藤岡市鬼石地区 →「福は内、鬼は内」 鬼石地区は、鬼が投げた石でできた町という伝説があり、鬼は町の守り神。全国各地から追い出された鬼を歓迎するために、そのようなかけ声になった。
●千蔵寺(神奈川県川崎市) →「福は外、鬼は内」 神様が鬼をお寺の中に呼び込み、悪い鬼に説教をして改心させ社会復帰させせるために鬼は内と言われるようになった。
●茨城県つくば市鬼ケ窪→「あっちはっち こっちはこっち」 あちこちで追いやられ、逃げ込んできた鬼がかわいそうで追い払うことができないため「あっちはあっち、こっちはこっち」と言われるようになった。
●鬼頭さん、鬼沢さん、九鬼さんなど名字に「鬼」のつく家 →「鬼は内」 鬼を追い出してしまったら、縁起が悪いので、鬼は内と言うらしい。
一般的に「鬼=悪い者」ととらえられがちですが、 このように、鬼のとらえ方は地域やお寺、人によってそれぞれなんです。
節分を過ぎると暦の上では春ですね。3学期も残りわずかです。今のクラスにもしかしたら苦手な人、話しづらい人がいるかもしれません。
もしかしたらこれから先、そういう人が出てくるかもしれません。 そのときは先生が話した「鬼は内」の話を思い出してみてください。 話してみると案外いい人だったり、自分を助けてくれる人だったりするかもしれませんよ。
友だち付き合いだけではなく、苦手な勉強や行事。それも自分のためにあるかもしれないという気持ちで取り組んでみると、違うかもしれません。 4年生の時だけでなく、5年生、6年生、中学生になっても「鬼は内」の気持ちで人に接したりいろいろなことにチャレンジしていってくれることを願います。
今日の学年朝会での私の話。こんな話するんですねオレ(笑) あ、何気に初日記☆
今年もよろしくお願いします!

