前回は、体積・重さ・密度を前半・後半に分けて行いました。色々と出てきましたが、まず数式を覚え、問題がなにを求めているのか?しっかり読んでいくことが重要ですよ。
さて、今回は測定器具の使い方について行います。
上皿てんびんの使い方
①上皿てんびんは、水平か台の上に置いて使います。
②皿を左右のうでにのせ、物体をのせる前に針のふれが左右で等しくなるように調整ねじを回します。
ワンポイント☝️
右側の調整ねじを右にずらせば右側が重くなり、てんびんは右に傾きます。
③はかろうとする物体を一方の皿にのせます。
④もう一方の皿に分銅をのせます。
・最初、物体より重いと思われる分銅をのせます。
・重すぎたら、次に軽い分銅ととりかえ、この分銅が軽かったら、次に軽い分銅をつけ加えてつりあわせていきます。
ワンポイント☝️
物体をどちらの皿にのせるかは決まっていません。普通、右ききの人は、物体を左に、分銅を右の皿にのせると使いやすいです。
⑤つりあったかどうかは、針のふれが左右で等しくなったかどうかできまります。
・つりあったときの分銅の重さの合計値が物体の重さです。
・分銅は必ずピンセットでつまむ事
ワンポイント☝️
手でつまむと分銅がさびる原因となり、分銅の重さが変わります。
⑥使用後、一方の皿をもう一方の皿に重ねておく。
参考
粉末などを必要な重さだけはかりとるときは、左の皿に薬包紙を置き、はかりとりたい量の分銅をのせる。次に右の皿に薬包紙を置き、粉末をのせていってつり合わせる。
メスシリンダーの使い方
①最大何㎤まではかれるか、1めもりは何㎤かを確かめ、実験の目的にあったメスシリンダーを用意します。
②メスシリンダーを水平な台の上に立てます。
③目の位置を液体と同じ高さにして、液体のもっとも低いところを真横から読みます。
まとめ
前回メスシリンダーや上皿てんびんを使って、体積や重さについて行いましたが、はかり方まではそこまで触れていなかったので、あらためて今回使い方、手順について行いました。やり方を覚えると実験も楽しくなりますよ。