今回ご紹介するのはサントーニ、ホールカットシューズです。変な凹凸もなく美しいシルエットが魅力のホールカットシューズ!サントーニの歴史と共に伝えていけたらと思います。
・Santoni(サントーニ)とは?
イタリアシューメーカーの中では歴史が浅い1977年創業、その後色々な製法、素材をどんどん取り入れ新しいノウハウを生み出しています。
その評価は100年を超える老舗シューメーカーと肩を並べる程と言われています。オリジナル製法、グッドイヤーアルタッコ、ベンティベーニャ、サンクリスピーノなどモデルに合わせて選択します。
一足一足のクオリティも高い事にも関わらず、商品のラインナップ幅が広いのも抜け目がないサントーニと言った所、これからも更なる進化が期待出来るシューメーカーですね。
・サントーニの魅力について
ラインナップを見るとシルエットがシャープなデザインが多くられます。
イタリアシューズに良く見られるデザインですが、一足一足に芸術性や色気が感じられる演出が施されているのもサントーニならでは今回はホールカットシューズについてのご紹介となりますが、気になる方は他のラインナップも見ても面白いかも知れません。
・ホールカットシューズについて見ていきましょう。
まずホールカットとは何ですか?そう思われる多いと思いますので簡単に説明します。
アッパー部分を一枚のみで形成する物を指します。通常だと複数のレザーパーツを縫い合わせ形成していく物ですが、一枚なのでラスト(木型)に合わせて貼り付けるように形を整えながら、丁寧に革を伸ばしながら形成していきます。
通常の靴とは違い縫い目もなく木型に合わせた丸みを帯びた形状の為、繊細な印象を与えます。
さて、今回ご紹介するホールカットシューズは深みのあるダークブルーカラーです。サントーニはカラーバリエーションも豊富で中にはツートーンやグラデーションの物も存在します。
このダークブルーカラーもサントーニ独特のカラーリングと言えるでしょう。ビジネスシーンのワンポイントにとてもおすすめです。
まとめ
今回はサントーニ、ホールカットシューズについて掘り下げていきました。デザイン性の高い物が多くそれでいて芸術的なモデルも多く存在します。
歴史が浅いシューメーカーとは思えない作りです。更なる進化に期待したいですね。ホールカットシューズも上質で柔らかい革じゃないと作れません。
作業工程も一枚革で作っているので大変難しい作業だと思います。
まさに職人の高い技術力には驚きです。これを機会に足を通して頂くと幸いです。