ハマの迷い猫☆子育て男子の叫び -16ページ目

ハマの迷い猫☆子育て男子の叫び

生まれも育ちも横浜の僕が、イラストレーターの愛妻詩月優姫と寄り添って未来の我が娘への恋文を文学的に叫びます☆この部屋は愛妻と共同で管理・運営しております。
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copylight(C)2009 詩月ひかる All Rights Reserved.


「パパ、早くピアノ弾きなさいよ!」
ごめんね、ちょっと
もう夜も更けたから
我が家の音楽活動
全て仕切る
弱冠四歳のツンデレ指揮者に、
パパの少年音楽物語
読んで上げるからね.....


しっとりとして麗しき
雨音に繁華街の喧騒は
魅了されて沈黙する
静かな暗闇覆い始める
梅雨の夕暮れに独り

キミのパパは想像世界で
世界一周の演奏旅行に
出航したんだ.....

世の力に恃み
栄華に恃み
支配する
気持ち弱りかけの
大人に
対抗し得る力、
それは
瑞々しい想像力さ!

己の力だけに恃み
希望のみ溢れ
可能性だけが見える
未来の水平線の彼方
見詰める少年は
どんな力に怯える事
屈する事無く堂々と
vision身に纏うが故に
悩み苦しみ瞬時に消滅
夢の臨場感にワクワクの
力強き想像力
確り抱き締める僕は
薄暗い梅雨の雨雲を
一瞬に
梅雨空オーケストラに
変えたのさ!


パパの子供の頃は
まるで軍隊の様に厳しかったなぁ.....
兄弟の中でパパだけ
音楽や創作大好きだから
.....
部屋はエアコン無しで
かなり寝苦しかったかな
でも夢に集中すれば
蒸し暑さなんて幻さ

楽譜を譜面台にセットして
希望の象徴の
横浜大桟橋から
夢の中の
夢の豪華客船で
出航の合図と共に
演奏旅行の始まりの
打鍵は力強く
presto、
agitatoの旋律で
僕の宿命の錨は
引き千切られた

現実世界の横浜の雨音
強く響いて屋根を叩く
オーケストラの
重い弦楽器は容赦なく
鋭き短調響かせた

旅立ちの曲は
物凄いenergyで
過去を解き放ち
旅人を身軽にして
未だ見ぬ楽しみで
気持ちは夢一杯さ

いつの間に四方は海
満天の夜空夢に見た
少年の胸のrosárioは
南十字星の如く煌めいて
戀色に染まりかけた

現実世界はしとしと雨
窓を開ければ優しく
僕の頬を撫でる様に
限り無く優しく慰めて
僕に降り続けてくれた

指が紡ぐはSerenade
甘き調べで胸一杯
想像世界で見聞きする
夜空の下何もかもが
甘く感じてうっとりと
未来の愛しき貴女の姿
顔形朧気のまま
ゆったり共に生きる
人生の共演
danceは始まりさ.....


想像世界のピアノ少年は
いつの間にかに
自由の国の
自由のmelodyに
揺らぎ揺らいで
揺らぎに酔しれる
JAZZ の街に上陸さ!

現実世界は
降っているか解らない
雨と言えば雨
曇りと言えば曇り
取り方次第の梅雨の空

梅雨空オーケストラは
揺らぎ出した.....

色んな違い互いに讃え
違う楽器の音色と会話
sessionの粋な大人達の
微笑みは永久の少年の様
一音でも外せない
classicの柵から自由に
幾らでもarrangeして
時折拍子揺るがせて
人生に楽しみ増やす
個性溢れる数多のchordは
民族の違い認め合える
多様性の象徴として
僕の心の果て迄も
ずっと広げてくれて
internationalに生きる道
示してくれたのさ.....


そしていつしか憧れの
ピアノの詩人の生きた
想像世界の欧州に
夢心地のまま上陸さ

現実世界の雨は再び
規則正しくしっとりさ
音の揺らぎで酔う程の
雨音オーケストラは
森羅万象の周波数で
僕の独り奏でる
甘く切ないconcertoを
優しく見守り
抱き締めてくれた.....

想像世界の僕は
梅雨空の下
来る日も来る日も
ワクワクの臨場感が創る
梅雨空オーケストラと共に
欧州の地に憧れの全て
響かせるだけ響かせた

キミのパパは解ったよ
現実で幾ら拘束されても
それは容易く脆く
壊れる幻でしかない

気持ちをいつも
解き放ち続ければ
永久に自由に夢心地に
楽しく生き
想像世界に描いたvisionを
痛みを痛みとも
苦労を苦労とも
想わずに力強く
実現出来る事を.....

嗚呼、夜も更けた
梅雨空オーケストラ
心に描いて弾いた
少年ピアニストは
いつの間にうとうと
眠気に委ねて
現実の苦しみ全て
梅雨空オーケストラに
洗い流されて夢の中

梅雨が明けても
ずっとずっと同じ夢
見続けていつも
素敵なvisionに
僕の未来
全てを委ねたのさ.....

そして今
家族愛に飢えた
僕が一番欲しかった
家族bandの夢
カタチに成りかけた
梅雨の夜更け

幼きスパルタ指揮者に
圧倒されて困惑の僕は
可愛い寝顔に癒されて

梅雨空オーケストラを
孤独を希望に変換する
想像の力が生み出した
莫大なenergyで
創造してくれた
あの日の僕に

よく頑張ったね
そして
ありがとう

大人のキミは
ドキドキする程
幸せだよ
って

時空間超えて
精一杯
囁きたいな.....

キミが想像した
梅雨空オーケストラに
今年は
キミの子供と共に
お世話に成るよ!

(C)詩月ひかる

追記

僕は日記は勿論ですが
calendarを捨てません
それは読み返す度に
夢を実現するために
頑張った日々が甦り、
また成功体験が
夢を実現するための
どんな現実をも凌駕する
バイタリティーを
呼び覚ますからです

困難を乗り越えた頃の
自信は裏切りません

また蒸し暑い気候や
暗いニュースなど、
目先の現象に右往左往
しない
不動心を創る
耀かしいvisionさえあれば
怠惰や我が儘駆逐し
己を限り無く強靭にして
またラクな気持ちにもしてくれます(^ー^)

最後までお読みくださり
とっても幸せです(^ー^)

ありがとうございました⭐





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