未だキミのパパとママが
顔と顔を合わせていない頃
いつか僕らの創作の
夏色少年達の様に
湘南由比ガ浜で
水着姿で鬼ごっこ
いつかしたいねって
誓い夢見たパパとママ
僕の育ての海
優姫さんに見せてあげるよ!
夜が更けても
お休みなさいが言えなくて
ずっと貴女と僕の水着姿
お互い想い合って
それぞれのベッドで
夢に見ていた
身を焦がす程の
灼熱の夢も
余り日焼けしない僕が
水着の跡が出来る程に
湘南の海の虜の少年は
いつしか愛しの鉄の馬で
R134を単騎で駆け巡り
誰もいない砂浜見つけて
未来の貴女想い
海に僕ら
浮かべた
あの日の甘美な夢も
遂に叶った
2006年
7月4日
貴女の手を引っ張って
僕の海を教えて上げた
まるで制服姿に戻った様に
僕ら一杯はしゃいで
貴女も雄大な
由比ガ浜に
とっても喜んでくれた
けれど.....
戀人達を水着姿に
一瞬に変える程の
情熱の陽射しと
古都鎌倉の荒波が
僕らを出迎えた
けれど.....
こんなに暑いのに
水着の用意
しようねって
言わなかった僕は
ちょっと残念だったなぁ.....
彼女のビキニ姿
男の子ならば
みんな
憧れるのに.....
でも古の鎌倉武士は
尚の事
義経主従も
この潮の香りに
胸一杯に成ったのかな.....
奥州の血の貴女と
いま由比ガ浜にいる
衝撃は夢想の全て
打ち破る程に
悠久の浪漫に
酔いしれたんだ
ときめいて
想いを創り
愛しい人へ
綴り続ける
これだけで
想いは必ず
現れるんだ
鎌倉と奥州の
血を受け継いだ
我が子と共に
今年の夏こそ
みんな水着姿
戦の無き世に
僕らは水着で
精一杯の幸せ
謳歌するのさ
逢いたくて
逢いたくて
叶わない日
切ない程に
早く逢いたいね
何度も囁いて
遂に叶えた
夏の真昼の
由比ガ浜の
逢い引きは
まるで
昨日の様だね
八年の月日の
熱愛の日々が
更に僕らの
身も心も皆
焼き付くす
更に幾度も
戀愛の情念
蘇えらせる
天に還る
終わりの日迄
ずっと
お互い水着姿
想い浮かべて
瑞々しい
戀人同士の
そのままで
初めて見た
ビキニ姿の
麗しき貴女
ずっと胸に
抱き締めて
ドキドキしながら
僕は生きて行こう
いつの日にか
僕の体の一部
この海に帰して
下さい.....
由比ガ浜で
一人のひとと
契りを交わし
一人のひとを
愛し抜いて
命を終える
高潔な人生と
士道の潔さを
教えてくれた
鎌倉の歴史
湘南の海.....
そして
7月4日の
戀人達を
限りなく優しくて
強く逞しい飛沫で
抱き締めてくれた
由比ガ浜よ
ありがとう
僕らの二人の
由比ガ浜物語に
終わりはないさ
(C)詩月ひかる
追記
毎年この時期は
由比ガ浜はお洒落な
お店があって
とってもromanticです⭐
煩く騒ぐだけの
品性の欠片もない合コンや
人の悪口しか言わない
会社の飲み会が嫌いで
ただでもいいから来てくれと
言われましたが
ただ酒でも嫌々
無駄な酒は飲まないので
全て断っています(-_-;)
お酒はかなり飲めるので
気をつけていますが.....
やはりお洒落なバーで
こっそり二人で
カクテル.....
僕のデートのスタイルは
今も変わりません⭐
やっぱりJazzが流れる
大人の雰囲気にしか
僕はときめきません
老いも若きも
ワクワクする
湘南の夏
永久の少年少女のまま
白髪サングラスの老夫婦
とっても素敵でした
悠々自適に
湘南で過ごす.....
僕らの夢です
最後までお読みくださり
とっても幸せです⭐
ありがとうございました
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