作詞 詩月ひかる
紙と鉛筆の温もりが
僕の胸を締め付けた
ある春の昼下がりに
我が娘に贈る恋文は
僕の左手で一字一句
渾身の愛情で綴ろう
僕も我が娘もいない
欲塗れの言葉なんて
僕にはどうでもいい
僕の想いはただ一つ
未来の娘への恋文で
僕らの愛忘れないで
紙と鉛筆の温もりで
一字一句愛を込めて
命尽きる迄刻むのさ
(C) 詩月ひかる
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追記
繁忙期と体調の悪化で
更新は出来ませんでしたが
思春期の頃からずっと
五線譜のノートと共に
詩を綴るノートを
何処に行っても
持ち続け
僕の想い
その場で書き留めていました
やがて大人に成り
我が子を得ても
ずっと僕は僕の儘です
然し、何かが違う.....
僕は我が娘のために
書いている恋文の筈なのに.....
純白のノートと
真っ白な僕とは
何かが違うんだ.....
僕の想いは
せかされたり
競い合ったり
比べられたり
するものではない
たった一つの
我が子への
僕の
命の破片
なのだから
でも僕は
これからも
書き続けて行こう.....
子育てに果敢に挑む
育児男子のために
そして
僕の詩をお読み下さる
たった独りの
読者様のために
嗚呼、御訪問
とっても嬉しいです....
有り難うございました
お返事は遅れますが
必ずお返し致します
詩月ひかる 拝

