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今回は、鉄道コレクション 第6弾 より、岳南鉄道モハ1103 制御車を投稿したいと思います。
昭和34年(1959年)から昭和37年(1962年)にかけて、木造電車の台車や電装品を流用して車体を新たに製造しました。車体は日本車輌が設計した「日車標準車体(日車標準型とも)」で、当時キハ10系など一部の鉄道車輌でも見られるバス窓が特徴の車体となっています。
計5輌(1101-1103、1105、1106)が製造され、うち1輌(1105)はセミステンレスの車体となりました。
廃車は昭和44年(1969年)に1102が事故廃車、昭和56(1981年)に残りが廃車となりましたが、
1101、1103、1106が近江鉄道に、1105が大井川鉄道にそれぞれ譲渡され、
近江鉄道への譲渡車は平成5年(1993年)に、大井川鉄道への譲渡車は平成8年(1996年)に廃車(解体は平成28年(2016年))となりました。
■TOMYTEC 《鉄コレ第6弾》 岳南鉄道モハ1103
やはりバス窓がいい味を出していますね。塗色は京急、遠鉄、名鉄などでも見られる赤(スカーレット)で、パッと目を引きます。
普段は他形式とも組んで2~3輌で組んでいたみたいで、鉄コレ第6弾であればクハ2106と組ませる感じになります。凸凹編成も中々楽しいです。
鉄コレからは外れますが、日車標準車体はGREEN MAXからキットも発売されていて、フリーランスですが現在ボチボチキットを組み上げていってます。
※もしよろしければコチラもご参照いただければ幸いです。
今回はこの辺で。ありがとうございました。