いつもご覧頂き誠にありがとうございます。
前回予告として投稿しました「国鉄103系の方向幕を交換してみる」ですが、こちらの本編を投稿したいと思います。
さて、今回方向幕の差し替えを考えていますのは、以下の車輌になります。
以前ユーズドで手に入れた車輌なのですが、元々「奈良」行きが取り付けられていました。幼少期に見た馴染みの行先ですね。
右側の車輌ですね。ちなみに左はKATOの101系関西線仕様です。※さらに右はちくま仕様の12/14系客車です。
◆方向幕を取り外す
103系の説明書を見てみると、外す際には「つまようじなどを使用」と云う文言がありましたので、今回はこちらも使用して始めていこうと思います。
まずは車輌の後ろ側から車体と床下を外します。
外れたら、前の方も引きながら外して…
車体と床下が外れました。
ここで、運転席の遮光板の屋根側に爪楊枝を使用して屋根板を外します。写真は爪楊枝を2本差していますが1本を左右交互にゆっくり差し込んで屋根側に押していくと…
このような感じで外すことができます。
ここでも爪楊枝を使用して遮光板を取り外していきます。
隙間に爪楊枝を差し込んでゆっくり後ろ方向にずらして外していきます。
こちらも左右交互に差し込んで…
繰り返していくうちにカチッという感触と共に後ろにずれます。
下側も少し後ろ側に引くと…
方向幕と運番幕が外れ掛けの状態になります。
この状態で、方向幕と運番幕を取り外します。
※ちなみに外した方向幕と運番幕は、いつも無くしそうなのでチャック付きの小袋に入れて車輌ブックケースのパーツ入れ部分に入れています。
この過程で前面のガラスパーツが外れることがあります。左右の小さな出っ張りがある方が上、中央に大きな出っ張りがある方が下になります。元に戻す(遮光板を嵌めなおす)直前に前面に嵌め込みます。
では車輌を組み直します。
まずは遮光板を戻します。前面のガラスパーツが外れてしまった場合は直す前にガラスパーツを嵌め直します。
遮光板は車体下側を前方向に押し込みます。嵌った際にはカチッと云う感触があります。
押し込みにくい場合は爪楊枝を使用して前面にゆっくり押し込みます。
嵌った際はこんな感じになります。
嵌った後は、屋根を取り付けます。
後は床下の取り付けですが…
前面の尾灯はこのような感じになっていますので、まずは尾照灯を尾灯の穴に差し込みます。
ゆっくり前に押し込む感じで…
隙間なく入ったら、車体と床下を嵌め込んで…
組みあがり完了です。
ひとまずこれで取り外しが完了しました。
後は取り付けになりますが、こちらは以前113系でも紹介しましたが簡単です。
折角ですので103系バージョンの方向幕、運番幕取り付けも次回投稿したいと思います。
今回はこの辺で。ありがとうございました。