アメリカのジュリア・リー・ニーバーガルは1886年に生まれ、1968年に没した女流ラグタイム作曲家である。ラグタイムというと、スコット・ジョプリンがあまりにも有名であるが、ニーバーガルもまた多作家ではないが、ラグタイムをいくつか残している。その代表作ともいえるのがこの「馬蹄のラグ(Horseshoe Rag)」である。恐らく、彼女の作品を耳にする機会は、そうはないといえるが、ジョプリンに負けず劣らぬ魅力を感じさせる作品といえるだろう。
録音はロシア出身のラグタイムの専門家であるアレクスェイ・ルミィヤンツェフのものを紹介する。個人的に少し響きすぎた音響が好きになれないが、併録されている他のマニアックなラグタイムはどれも興味深いものばかりである。資料的価値の高いこの録音はラグタイムファンなら必聴である。
【推奨盤】

アレクスェイ・ルミィヤンツェフ(Pf)[2004年5月録音]
【赤坂工芸音研:AKL-018】
録音はロシア出身のラグタイムの専門家であるアレクスェイ・ルミィヤンツェフのものを紹介する。個人的に少し響きすぎた音響が好きになれないが、併録されている他のマニアックなラグタイムはどれも興味深いものばかりである。資料的価値の高いこの録音はラグタイムファンなら必聴である。
【推奨盤】

アレクスェイ・ルミィヤンツェフ(Pf)[2004年5月録音]
【赤坂工芸音研:AKL-018】