逢坂 剛 カディスの赤い星
逢坂 剛 さまよえる脳髄
逢坂 剛 幻の祭典
逢坂 剛 斜影はるかな国
逢坂 剛 水中眼鏡の女
逢坂 剛 燃える地の果てに
1996年1月。イギリス人の美人ギタリスト、ファラオナとともにスペインの寒村を訪れたわたしは、ちょうど30年前に起きたいまわしい事件の記憶と遭遇することになる。失われた核爆弾は、ほんとうに引き上げられたのか。それとも、だれかが爆発させるのを待って、まだどこかに眠 っているのか。
逢坂 剛 あでやかな落日
大沢 在昌 Kの日々
三年前の事件―やくざの組長誘拐。犯人グループは四人。当時の組員二人と、絵図を描いた謎の「メール男」、そして、東京湾に浮かんだ中国人マフィアで、「K」の恋人の李。身代金は消えた。元組員二人の 依頼で「K」の身辺を探る裏の探偵・木。身代金の行方は?「K」の真意は?事件の真相は?パズルのピースがすべて揃ったとき、驚愕の結末が待ち受けていた。
34・皇城 一夢 風月綺
暴力と権力がはびこる’70年、中国。上海は秘密結社・侠客党の手で護られていた。が、文革の嵐にまぎれ、南の紅花党が振興を開始。闇社会もまた、混乱していた。「俺を指名しして来た奴を。…殺したのか」悲しげに問うた男の名は、侠客党の若きエリート・風箔。絶世の武芸と冴えた頭脳をもちながら、人を殺せなくなった青年である。「敵の数は、減らせるときに減らす」刃物のような声は、上司の探刻。風箔の心の傷を分かち合う美貌の友。「まだ、殺せぬか。私はもう…顔も思いだせん」探刻は風箔に手を汚す必要のない仕事を命じる。党のパトロンの洋館へ行き、財宝のありかを示す暗号を解けというのだ。相棒は、妙になまいきな少女・選杯。一見平穏な任務に見えたが―。上海の闇の中、蒼き狼は胸を疼かせ真実を追う。
大沢 在昌 狼花(新宿鮫9)
地獄を覗かされ、日本を捨てた国際犯罪者・仙田。外国人犯罪を撲滅するため、限界を超えようとするエリー ト警官・香田。どん底からすべてを手に入れようとする不法滞在の中国人女性・明蘭。自ら退路を断ち突き進む男女の思惑と野望が一気に発火点に到達した時、孤高の刑事・鮫島が選ばざるを得ない「究極の決断」とは?理想と現実、信念と絶望、個人と社会、正義の意味、そしてこの国のありようが、骨太かつスピーディな物語に溶解していく。ターニングポイントとなるシリーズ最大の問題傑作、
大沢 在昌 未来形J
小説家志望のフリーター・菊川真、大学院で地球物理学を専攻する茂木太郎、卜占術師・赤道目子、女子中学生・立花やよい、そして高校三年でスポーツ青年の山野透。何の共通点もない彼らは、ある日突然、Jと名乗る見えない存在の意思によって集められた。Jは言う。「あなたの助けが必要です」。Jとは何者なのか?何もわからぬまま行動を開始した五人組だが、Jとの対話を続けながら意外な真実に近づいていく。Jが握っている未来、それは―。