昨日は仕事は休みでした。夕方早くに布団に入って寝ていました。

朝に近隣の県に独り暮らしをしている兄から晩にメールがきているのをみました。


「まっすぐ歩けないから、夜間病院行ってくる」

と。

その後に、「異常はなかったよ。点滴してもらちった。心配かけたね。」

と続けてメールがきていました。


朝早くに、そのメールをみて、とりあえず、あまりに早い時間でしたが、

昼休みに電話で様子を聞きたいとメールをしました。


昼休みに電話があり、

兄は元気のない声で昨夜の様子を話してくれました。


昨日夜に頭痛とめまいがして、全くまっすぐ歩けなかった。夜間病院では熱中症かなと言われた。今朝、少しはよいけどやっぱりまっすぐ歩けない。念の為、脳神経外科に行ってみる。

と。


食べてる?水分摂ってる?

いや、あまり、、

自分でご飯作らないし、買い物も歩いて20分かかるスーパーだし、行くのが面倒で、、

お兄ちゃんの住んでいるところは都会だから、Uber Eatsとか使ってはどう?

いや、、大丈夫だよ

病院行くことできる?

何とか行ける

OS-1飲んだらよいわよ。麦茶とか。

電車通勤がきつくて職場の近くに引っ越したいよ。


などなど、しばらく兄妹のやり取り続きました。


そして、夕方、兄から電話


脳神経外科の結果、異常なしと。

熱中症でしょうと言われたそうです。


もし、私が兄の近くに住んでいたら、ご飯を作り、届けたり、こまめに様子をみたりができるだろうにな、、と思いました。

ご飯作らないし、、と言う兄の言葉を思い、少し切なくなりました。


いつだったか、母が旅立ってから、帰省してきた兄と会った時に、

「あー味噌汁飲みたいなー」と、言ったのを覚えています。


地元から都会に出てからの期間の方が長くになってしまった兄


私と同じ独身 彼女さんはいる様子

兄のいる街に引っ越ししたいな

しかし、この年齢で仕事があるだろうか

引っ越すと、地元にいる親戚や友人となかなか会えなくなるな、、

でも、年をとると家族が近いところにお互いがいると心強いかな、、もう少し若かったらフットワークも軽く引っ越しができたかな。


地元のお墓をそのままにして?


などなど


縛るものはないこの地元に私は見えない鎖で縛られています。

行きたいなら行けばよいだけ。

言い訳を重ねている私。


自分でその鎖をさらにきつくきつく解けないほどに。


地元をこの年齢で離れる不安が強いため、その鎖はむしろ、手放したくないのかも。


とにかく兄が生きていてよかった

まっすぐ歩けないって相当だっただろうし、心細くもあったのではないかな。


生きていてよかったな


それぞれの夜を