こんにちは!
キクヤ通信、本のコーナーです。
毎月、気になる本の感想文を書いてます。
今回は実際にあった事件のお話。
殺害シーンの無機質さがより一生リアリティをまします…。
『キクヤ通信』25号 2015年2月発行
◆◇◆雪山に行きたくなってしまいます◇◆◇
『凶悪ーある死刑囚の告発』
珍しくノンフィクションを読んでみました。
感想は…
サスペンスやホラーに登場する事件なんて全然甘いってこと。
物語の悪人は葛藤し、悩み、事件を起こします。
それに比べ実際に起こっている事件は残酷で欲深く、感情がない。
獄中にいる死刑囚の告発により事件は動きます。
彼は他にも殺人を犯しており、今だにのほほんとくらしている黒幕がいる。
その名も先生。
話を聞いた記者が取材を続けていると徐々に姿が見え隠れしてきます。
ある日突然消えてしまう隣人。保険金をかけられ変死する男性。
実話ならではのリアリティと淡々と描かれる状況に嫌でも引き込まれていきます。
警察は?と思いますが、彼らは巧妙なのです。
そもそも告発がなければこの話しさえ世に出ることは無かったのですから…。
見た目は普通の人と変わらない「凶悪」。
僕たちの街にも潜んでいるかもしれません。