『キクヤ通信』18号 自由人VS時間泥棒『モモ』ミヒャエル・エンデ | 八尾の宝石店二代目のブログ

八尾の宝石店二代目のブログ

八尾で30年続く宝石屋の二代目ブログ。お店で起こったことや最近の楽しみを書き綴ります。

こんにちは!

キクヤ通信は本のコーナーもあります。

毎月、気になる本の感想文を書いてます。

「面白かったなぁ…」と思える

作品を取り上げています。

(人気のある本でも個人的にあんまりは
取り上げません)

本好きの方々からも感想をいただいたり

して輪が広がっております。

今月は夏休み前なので子供と楽しめる

『モモ』にしました。ネバーエンディング

ストーリーの原作者であるミアエル・エンデ

の作品です。エンデは小説家であると共に

思想家であり作品の中にも随所にそこが

みえます。一般的には資本主義に対する

話といわれてますがエンデが言いたかったのは

貨幣経済に対しての警告だったそうです。

深い…


『キクヤ通信』18号 2013年7月発行

◆◇◆自由人VS時間泥棒◇◆◇
『モモ』ミヒャエル・エンデ

児童文学の傑作。浮浪児モモは自由に生き

る女の子、仲間達と楽しい日々を送ってい

ました。が、やはりやってきます悪者、黒

のスーツにネクタイ、そして灰色。彼らの

目的は『人々の時間を奪うこと』。時間銀

行の名で巧妙に時間を奪って行きます。奪

われた人々は効率的な生き方を始めます。

気がつくと街は見事な発展を遂る替わりに

人々の表情は暗く余裕を失ってしまいまし

た。計画は成功したと思われましたが、た

った一人、自由人モモが彼らの前に立ちふ

さがるのでした。幼いモモが勇気を振り絞

り戦う様子は僕の心を串刺し!素直って大

事だ!生きるってこういうことだ!夜中に

熱くなるおっさんが一人。ただ、今の世界

は時間銀行の圧勝です、モモの姿カタチも

ありません。大人になって黒いスーツを着

てるから?(笑)最近、黒くなってきたな

ぁと思っているあなたにオススメ。