久しぶりの新刊、
久しぶりの短編集。
殺人等は一切なく、
作家と編集者の方々の
苦悶が描かれています。
『黒笑小説』に登場した灸英社の編集者達が
いっぱい出てくるのでそっちを読んでからの
方がいいと思います。
実際を知ってる作者がかなり踏み込んだところまで
かなりリアル。
月間の小説雑誌の存在意義…
人気の無い作家の売り込み方…
小説大賞を作った話…
伝説の編集者の仕事ぶりとは…
獅子取さんの仕事に対する
潔さは爽快すぎてかっこいいです。
作中では散々酷評の
『撃鉄のポエム』や
『虚無僧探偵ゾフィー』は
実際に読んでみたいぐらい…。
かなり曲がった角度から本作りを見ているの
がなんとも…
東野さんの短編は
『超殺人事件』
『名探偵のおきて』
などなどいつものシリアスなミステリーとは
違ったおもろい作品ばかり。
天才は何でもできるのね。
僕はお風呂のお供によんでます。