最近の新聞記事の一面をみていて感じたことがある
日航関連と小沢幹事長関連記事以外は経済界の明るい見通し記事が一面をかざっている!
1月18日(月):トヨタ倍増100万台 11年世界生産主導権維持狙う(ハイブリッド)
1月19日(火):電気自動車充電器1000カ所 三菱商事・地所12年までに国内普及を後押し
1月21日(木):電機、記憶装置を増産
1月22日(金):年金マネー、アジア投資
1月23日(土):中国事業が稼ぎ頭に 日産,コマツ今期営業益の4~5割収益回復のけん引
み~んな明るい!
いいぞぉ~
と思うのだが!
「XXストアーで70店舗閉鎖」、「百貨店売上 対前年割れ24ヶ月連続」とか「XX人員削減 実施」とかに比べるとはるかに良い!(心理的に良い)
でも、競馬のプロも言うのだが・・・競馬でも1着にくる馬は“希望的観測”で買うらしい!
そうかぁ・・・この馬が勝ってほしいっていう
「願望」や「のぞみ」なのかぁ。
「願望」や「期待」は行動を熱くする。感情が高ぶるので前向きになると言える。
しかし、経営にたずさわる身であり、経営コンサルを仕事としている身では・・
「確率予測」と「願望」「期待」は、ごっちゃにできないのです
やはり、営業会議では「A商談が受注できたらいいねぇ・・」がいつのまにか『A社の商談はとれるんだろう!えっ違うの』に変わってしまう!
つねに確率5分5分なのか、それ以下なのかを限られた情報から客観的に判定しないといけない!
1月18日(月):トヨタ倍増100万台 11年世界生産主導権維持狙う(ハイブリッド)
これの直後にカローラをはじめリコールの発表があり、関係者を震撼させた!
世界市場全体での対象台数は400万台を超える見通しだ。
1月19日(火):電気自動車充電器1000カ所
どうしても三菱グループの電気自動車に目がいく。あえて言えば日産も電気自動車だ。
でもプラグインハイブリッドを提唱するメーカーもあるわけで
じぶんが食っていく為の仕事では、
「願望」と確率予測はごっちゃにできない
スポーツなんかでは、やれるんですよね。(無意識か意識的か?)
あのスケート選手が優勝したらいいねから、いつのまにか「絶対 優勝するよ(`∀´)」に変わる!
かくいう私は超がつくくらい明るい未来を信じている楽天家ではある!
みなさんも週末、明るい未来と確率予測をわけて考えることも必要でしょうね!
おっと 夕方以降は、飲んでしまえばタダの酔っぱらいです!