アルコール依存の気配

お酒を飲むと人が変わる
お酒を飲むと行動が変になる


パパに車中泊の旅に誘われたけど、
「お酒飲むなら行かない」
「お酒を飲んで変になる、狭い空間の中で一緒にいるのが耐えられない」って伝えると、



「お酒無しなら、無理」って答えが返ってきた。



それならもう、
1人で行ったらいい。
楽しいはずの旅は、苦痛でしかないから。


飲んだくれのパパへの不満が積もり、
怒りの感情がこみ上げて
わたしの人生には
アル中男の世話をする選択は絶対にないと心に決めた。



その感情を深堀りすると
子どもの頃のセクハラ体験が関係している。

↓  ↓  ↓

祖母の家での出来事。

近所に住むおっさんが酔っ払ってやってきた。
親戚一同がいる場面で、
突然 おまたを触られたびっくり

怒った父が男を突き飛ばして、男は畑に転落(幸い怪我には至らなかった)
10歳頃のわたしは

アル中男も
怒った父の行動も
すごく怖かった。

人前でおまたを触られて恥ずかしかった。




病院でのアル中にまつわるエピソードも幾つかある。

お酒を飲んで人格が変わる
腹痛アル中オヤジ。
時間外に大声を出して度々来院する迷惑野郎でした。
妻が毎回頭を下げる姿を見て、いつも不憫に感じていた。
「心が弱くてお酒に手を出してしまう。飲まなければいい人なんです」

その言葉通り、
お酒が抜けると本当にいいオヤジ・・・




2世代でアルコール依存症になった家族。
原因は子どもの死がきっかけ。
アルコール性脳症をきたしての緊急入院日の夜、
「子どもの声がする」と深夜徘徊する大男に、ずっとついて回った経験もある。



「コルサコフ症候群」の60代男性。
過去の栄光からの転落人生。妻にも去られて酒浸りに。
食事が摂れず「るい瘦」状態。
脳が委縮し若くして介護の助けが必要となっている。



そんな人たちを知っているから
現状のパパとの未来予想図は描けない


それならいっそのこと
家族解散もアリ?と正直思った。


そんな感情の中
いつも目を通しているFacebookの広島の精神科医 
藤川徳美先生の情報が突然スッと腑に落ちた。


「質的栄養失調」

・糖質過多
・タンパク不足
・脂肪酸不足
・ビタミン不足
・ミネラル不足



パパの今の状態って、
根本的には「質的栄養失調」が原因なんだ!!



わたしの体調も
わたしの子どもの体調にも当てはまる。




藤川理論の動画を一緒に見て
「栄養療法」やってみようよ
やるなら協力するよ

って提案。



これが、最後の砦。
これがダメなら、家族解散だろうね。



「やってみる」って返答は数日後にあった。






1月6日
プロテインを先行して開始。

・ホエイプロテイン20gを1日2~3回飲む

➡1人で車中泊へ。
 帰宅後、憑依が解けた?って思えるほど精神が安定している。

➡わたし。
 昨年11月から植物性プロテイン(younglivingやSEACRET)を飲んでいたがホエイプロテインに変更。10~20gずつ飲む。甘いものへの欲求が減る。


1月12日
サプリメントを開始。
サプリ内容は藤川先生の書籍やFacebookで勉強。

パパ
・ビタミンB50 2T×分2
・ビタミンC1000 3T×分3
・ビタミンE   1T×分1
・ナイアシンアミド3T×分3


わたし
・ビタミンB50 2T×分2
・ビタミンC1000 3T×分3
・アイアン36  1T×分1

➡けっこう飲み忘れがち(昔から薬内服は継続困難タイプ)
 


1月19日
パパ
1週間経過し問題なく服用出来ているのでナイアシンアミドを増量
・ナイアシンアミド6T×分3

➡アルコール摂取量が多いので、ナイアシンアミド効果に期待。



藤川理論は

・高タンパク食・糖質を抑える食事が基本。
・たまご、チーズ、お肉を積極的に摂るよう意識。


サプリメントと薬は違うんだと理解できた。

・サプリメントは
 体に必要な栄養素

・薬は異物、人工物だから


プロテインは
筋トレする人・ダイエットする人の飲み物だと思っていた

・「栄養素」で「タンパク質」
・食事では摂れない分を補給できるもの
・良質なエンドウ豆プロテインがベストだと思っていたが
  プロテインスコアの高いホエイを使うことに意味があるんだ!



色んな、頑ななこだわりが解けて
受け入れられるようになってきた。


パパとも再び会話できるような関係性に近づいてきた。


藤川理論をスタートして半月。
小さな変化が表れてきた。




ナースとして生計を立てながらも
今の医療の現実は矛盾だらけで
ぶっちゃけ苦しー


だけどね、
わたしの中の呪いが解ける兆しが見えてきたぞグラサン