母乳育児 | 女性の起業・副業を応援〜大切な人を守るための自由な経済と時間を同時に手に入れる
こんにちは

助産師のはま子です。

◆母乳育児について

ここ数日、母乳に関する質問が多く寄せられたので
ちょっと思うことを書いてみました。
全ての人にあてはまるわけではないとは思いますので
参考までに・・・。
(早期産、低出生体重児の方は病院の指導を優先しましょう。
母乳育児にこだわりすぎてベビーの体重の増加不良とならないように!)

母乳がいいといわれているのは
産院や育児雑誌で取り上げられている通りです。

私の産院でも母乳育児を推進しています。

産むまでに確認してほしいこと
・出産の病院が母乳育児を推進しているか?
(していても、出るまでミルクを足す方針の病院もありますので
要確認です)
・母子同室であるか。
・自分のおっぱい、乳頭乳輪が赤ちゃんにとって吸えるかどうか。
(硬さ、長さ等を見てもらい、ケアしてもらえる病院か)

*分娩が終わったと同時に育児が始まります。
休む暇なく、ではなくて休みながらおっぱいがスタートできるように
条件を整えておくことが大事です。
・・・妊娠中におっぱいの手入れをもっとしとけば良かった・・・
と後の祭りにならないようにしましょうね!

産んでから
・お産後に早期に授乳を開始する。
・一日最低10回前後は直接母乳する。
・上手に吸っているか、チェックしてもらう。
・必要のない限り母乳以外のものは与えない。
・おっぱいに集中できるように面会の制限をして
昼間も休息をとる。赤ちゃんが寝ているとき一緒に寝る。
・病院で出されたご飯はしっかり食べる。
カロリーの高い差し入れは控える。

退院後から卒乳まで
・トラブルや質問等あるときは
近所の母乳外来をしている産院や助産院で相談しましょう。

いつまで母乳を続けるかは
ママの意志、母乳の出具合や、
ママの復帰の時期、体調等に左右されることが多いと思います。

1歳を超えたらミルクや母乳を
卒業と思われている方も多いようですが、

まだ1歳の時期、離乳食だけでは
必要な栄養を確保しにくいことが多いようです。
1歳を超えても身体に必要な栄養源は含まれていますし、
親子のスキンシップにもなるので無理にやめる必要はありません。

・・・と思います。
子育ては十人十色です。

ふとママ友と比べたり・・・
おばあちゃんの話を鵜呑みにしたり・・・
して、結局自分がどうしたらいいのか迷ったり、不安だったりすることは

地域の助産師さんや保健師さん、
予防接種のついでに小児科に相談してみるのもいいと思います。
(コメントをされても相談は受けられません)

一人で抱え込まず、
楽しい母乳育児ができることを願っています。