主治医の先生は既に手術や予約外来が立て込んでいた為、別の消化器内科の先生によって手術することに。

手術前に主治医の先生からは、マロリーワイス症候群もしくは食道静脈瘤破裂による出血ではないかとの見解で、とりあえず出血箇所の確認と止血処置をするとのことでした。

鎮静剤を打っての手術でしたが、一瞬手術中に覚醒して嗚咽したのを微かに覚えています…

次に気がつくと個室でいろんな管に繋がれた状態の自分。
特に痛いとかはなく、ただお腹の内側?中?に違和感を少し感じる程度で。
あとは頻繁に点滴の交換やバイタルを測りに看護師さんがきてくれたり
先生も来てくれましたが、このあたりは正直記憶が曖昧です。

ただ管に繋がれているので、トイレの度にナースコールをおして、心電図などの管を外してもらうのですが、
まず起きあがれない、起きあがれたとしても次は立ち上がれない、歩き出せない。
ベッドからトイレまで3メートル程度の距離がとても遠く、いったん座ればまた立ち上がれない…
数日間で口癖が、ちょっと待ってくださいね、になりました。w

強い利尿剤と点滴の関係で、24時間昼夜関係なく数分単位でトイレに行きたくなるけど、
その度に看護師さんを呼んで起き上がって立ち上がっての繰り返し…トイレに行く体力と気力も早々に尽きると、
今度は呼ぶ前に看護師さんが来て、膀胱炎になるから無理でも頑張ってトイレに行こうと励ましてくれました。

トイレ行くのもしんどいし、気持ち悪さは吐き気止めを打ってもなくならないし、
止血術した後も吐血をしばらく繰り返し、本当に辛かった。
iPhoneを持つ力もない、本当にこのまま年を越せないのかもしれないとも思いました。