昨日は、数年ぶりに大学野球を観戦してきました。

 首都大学リーグ…と、あまりみなさんには馴染みのないリーグ名かもしれませんが、対戦相手が東海大学と城西大学(第2試合もありましたが第1試合のみ観戦)の対戦だったので、箱根駅伝がお好きな方には馴染みのある両校ですね(笑)。

 試合そのものは、4-0で東海大学が勝利。

 今回は試合そのものについては割愛しますが、この試合が行われたのが、川崎市営の等々力球場。

 ここには、球場に併設して立ち食いのそば・うどん屋さんが出ています。

 実はこのお店、以前は川崎球場にあったお店だそうですが、川崎球場の縮小に伴い、どうやら等々力に移転されたようで。


 ここで話が変わりますが、自分が最初に観たプロ野球の試合は、昭和53年、川崎球場でのロッテ-南海のダブルヘッダーでした。

 同級生のお父様がシーズンシートを持っていたので、連れて行って頂いたのでした。

 当時はまだ小学校2年生、初めての野球観戦ということで、試合そのものはほとんど覚えてません(笑)。

 ロッテにリー兄弟(レオンとリー)がいたことくらいしか。(当時ロッテの監督は、カネヤンこと金田正一氏だったんですよね。それさえ覚えてなかった(^^;)

 もう一つ覚えていたのが、「肉うどんがうまかった」ということ。

 確か第1試合が終わって時間があり、友達と何か食べよう、と買ったのが、これ。

 (余談ですが、人生初めての“買い食い”でもありました)

 どんなものだったか、っていう記憶さえ定かではなかったのですが、まだきっと肌寒かったであろう時期、温かさでホッとしたんでしょうね。「うまかった」という記憶だけがしっかりと(笑)。


 さて、ここで話は戻ります。

 等々力球場のそば屋さんが川崎球場から、という話を知ったのは、つい去年の話。

 以降、近くに行く機会があったら是非…と思っていたのですが、なかなかそんな機会もなく。

 そして、昨日、たまたま等々力に行ったので、それなら是非、と、試合終了後に食べてきました。

$★おふ・し~ずん★-等々力球場の肉うどん


 玉子そば・うどんが300円というフツーの立ち食い料金ながら、この肉うどん(そば)は600円。

 ちょっと高いなぁ、と思いましたが、この肉の盛りつけにびっくり! うどんを食べ終わっても肉がまだ少し残りました(笑)。

 こんなたっぷりなら、600円でも頷けます。

 うどんとダシはいわゆるフツーの立ち食いそば屋さんの味でした。でも肉はうっすらといい味付けがされていて、うどんといいコンビ!

 基本そば党ですが、これはそばでも合いそうだけど、やっぱりうどんかな。

 
 さて、30年以上前の記憶との接点は…   やっぱりありませんでした。

 でも、これが“あの”肉うどんだと思うと、それを今でも食べられると思うと、「感慨深い」の一言では済まない気がします。うまく言葉にできませんが。

 箸を進めるごとに、あの時の川崎球場の光景が、脳裏に浮かびました。

 お世辞にも“入ってる”とはいえない客入りで、内野なんてどこの席でも座りたい放題。後年、テレビのプロ野球珍プレー好プレーで川崎球場の外野席で流しそうめんをやってる映像がよく流れましたが、まさにあれ。

 しかし、それが自分にとっての、プロ野球観戦の原点なんですよね。

 実際には、その2年後に、横浜スタジアムで横浜大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)対中日ドラゴンズの試合を観たのが、ベイスターズファンとしてのスタートではありますが、野球というスポーツに触れた最初の試合であったことは、間違いありません。


 思い出の肉うどん、また食べに行きたいと思います。
今年の3月11日は、休日として迎えました。

休日とはいえ所用で昨日はほぼ外出しており、果たして“その時”をどこで迎えるのか、全く見当もつかないまま行動していました。

いえむしろ、あえて「どこにいよう」という意識はしなかった。


結局、地元駅のスーパーのすぐそばで、その時を迎えることになりました。

少し通りから外れて、東北の方へ向かい、黙祷を捧げました。

フッと目を開けたとき、通りすがりの男性が「何してるんだろう?」という目でこちらを見てたけど(笑)、それはそれでいいんです。


意識しなければ、それでもいい。

忘れていれば、それでもいい。

(よもや「知らない」ということはないと思いますが)


それぞれの、3・11を過ごされたことと思います。



そして、もう1つ考えたこと。

もし、同じ14時46分にその場所で地震に遭ったら、自分がどう行動するか。

そのシミュレーションもしてみました。
(このために、あえてこの時間にいる場所を限定しなかったのです)


駅のそばにいた。しかし手には買い物をした袋が。

都内で勤める妻、駅からほどないところにある保育園にいる長男、徒歩30分弱のところにある小学校にいる長女。

この時点で、妻とはおそらく連絡がつかないことは、まさに2年前にも経験しました。

それであれば、まずは子供の安否を。

小学校は、震度5以上の地震が発生した場合、保護者が迎えに行くことになってます。

その前に、近くにいる長男を保育園で引き取り、小学校に行く途中にある実家に長男を預けるか、あるいは荷物だけ置いて小学校へ。

長女を引き取ったあとは、あとは停電や火災の状況がどうなのか、で行動は変わったことでしょう。

妻からは、積極的に連絡をつけるよりも、比較的つながりやすいメールを1通送り、その返事を待つ、あるいは災害用伝言板を活用することも、選択肢となると思います。


ここまで、シミュレートしました。

あとは、実際にどうなるのか、やっぱり遭遇してみないとわからないかな。


遭遇したくないですけどね(苦笑)。



そんな、2回目の3・11でした。
続けて、小売り関係の話をもう1つ。


肉屋さん、八百屋さんなどの小売店が街からどんどん消え、スーパーがどんどんと台頭していってるのは今に始まった話ではありませんが、これはもちろん、消費者動向が大きく変わってきたから。

日常の買い物を近所の商店街や小売店で毎日するワケではなく、週末にドカッと買い込んで、大型の冷蔵庫に保存してその週をやりくりする。

これは共働き家庭が増えてきたことが一番の要因じゃないかと思いますが、今回の本題はそこではなく、そういう状況の中でも、毎日買い物をする方も当然いるわけで。

我が家もそのクチなのですが、そうなると野菜類ならともかく、肉や魚はあまり大量のパックでは買いづらい。

特に子供がまだ小さいので、そんなに多くの食材はいらないんです。


我が家のすぐそば、冷蔵庫代わりに使えるくらいの距離にあるスーパーはいわゆる中堅スーパーで、ここはそういう意味では比較的買いやすい。

また、大量購入にも対応していて、肉も大きなパックあり、モノによっては1回使い切りの50gくらいのパックがある。

これはとても便利。


方や、数年前に職場のそばにできたスーパーは、一つ一つのパックが基本的に大きく、オープン当初は物珍しさで利用していたものの、最近は全然行かなくなってしまいました。

今はほとんどがこういうパターンですよね。

申し出れば、例えば挽肉も必要な量で出してくれるようですが、時間がない時にはそういう猶予もない。


昨日の夜行ったスーパーは、この界隈では一番老舗の、いわゆる電鉄系スーパー。

電鉄系なのに比較的郊外店が多いのも特徴で、しかも23時まで営業しているとても便利なお店。

ふらっと何かツマミでも…と物色していたら、夕方にタイムサービスで出た刺身の盛り合わせが、残り1つ。

ブリとアジ、イカの3点で、それぞれ2~3切れ程度と少量だけど、それで380円。

しかも、すでに半額のシールが、

もちろんゲットしました(笑)。

さらにこのスーパーは、魚も1切れずつ売っていることも多く、肉も少量パックが充実。


この店の周辺は、以前は商店街としてきちんと機能していました。

目の前にも魚屋さんがあったり、並びには地物野菜をメインにしていた八百屋さんもあったり。

しかし、その全てが閉店してしまいました。

エリア的にも高齢者が多く、大量にモノを買うことができない世代にとっては、本来は1つ1つ細かく変える小売店の方が便利なはずだけど、その選択肢がない。

そういう動向を、このお店ではきちんと把握しているように思います。

また、一人暮らしも多い地区なので、惣菜コーナーも結構充実していて、先日行ったばかりのリニューアルでは惣菜コーナーがさらに大きくなりました。

同じスーパーの他店では、他の系列同様大量パックがメインなんですが、個店ごとにきちんと対応できてるんですね。


うちの最寄りのスーパーの話に戻りますが、ここは最近配達サービスを始めました。

詳細は把握してないんだけど、普通に買い物をしてレジを通した後、冷蔵・冷凍など3種類くらいに分けてサービスカウンターに渡すと、数時間後に配達してくれるようです。

こういうサービスはすでに導入しているところは多いので、やっと始めたか、という感は否めないのですが。


この地域では、車で走ればいくつもの大きな駐車場を持ったスーパーがあり、正直過当競争気味。

その中で生き残っていくには、需要に則った個々のきめ細やかなサービスをどう展開していくか、小売店がなくなり高齢化社会を迎えるこれからとしては、とても興味があるところです。