皆さん、こんにちわ👋
突然だが、僕はデビッド・ボウイが好きだ。
そして、ボウイの本当の姿とは、別の自分をペルソナ(別人格)として作り上げ、客観的にセルフプロデュースしている者であると思うのだ。
「ジギー・スターダスト」、「痩せた青白き公爵」、「トム少佐」、etc
ボウイは作品ごとに独自のキャラクターを使うことが多い。
そして、俳優としても活動していたボウイは、やはり名優であった。
完全にステージ上ではなりきってしまうのが、ボウイだが、皆が知るその姿は偽りのもので、本人とは全く違う。
ある意味で、アイドルで、それは虚構なのだ。そう、別人格、別のペルソナ。
ベルリン時代のボウイは本人デビットジョーンズに限りなく近づいたが、それでもやはりボウイは偽りのペルソナを作りたがった。
ステイション・トゥ・ステイションに登場する「痩せた青白き公爵」は明らかにボウイの新たなるペルソナである。
ここでボウイはジギーやトム少佐のイメージを本当の意味で払拭して、進化していった。
僕も彼のように自分をセルフプロデュースできる人間になってみたい。
そう思った午後の休息だった。
PS
ちなみに僕が初めてボウイの存在を知ったのがブラック・スターと言うタイトルのボウイの遺作なのだが、
あれもよくできた最高のペルソナだと思う。
遺作も作品としてきちんと完成させる、やはりボウイのセルフプロデュース力は凄い。
そう思います。