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コイン好みAtoZ

マイナーコイン好きなコレクターです。
いろんなコインを紹介します。
アルファベット順に目指せZまで。

マレー半島の先端にある単独都市で構成された島国。交通の要衝として、金融、貿易で繁栄し、一人当りのGDPでは世界2位の国に発展を遂げています。1819年に英東インド会社の交易所として設立されたのを手始めに発展し、英海峡植民地の首都として機能しました。戦略的重要性からシンガポールの独立は遅れ、1963年マレーシア連邦の一部として独立するも、中国人が多数を占める事が影響し1965年に分離独立して共和国となりました。通貨シンガポールドルは、海峡ドル(マラヤドル)の流れから1967年に分離した通貨で、強い通貨として知られます。

最初のコインのデザインは豪州出身のステュアート・デブリンという人物で、オーストラリアのコイン等を手がけた優れたデザイナーによる物です。

図柄だけで構成され、文字や数字の無いデザインは好みです。裏面は省略して掲載します。

※1セント青銅貨1975年               ※5セント白銅貨1974年

※5セントアルミニウム貨1971年  FAO貨      ※10セント白銅貨1968年

※20セント白銅貨1967年               ※50セント白銅貨1968年

※1ドル白銅貨1967年  マーライオン   

※1ドルアルミ青銅貨 1988年

 

西アフリカ、ギニアとリベリアに挟まれた大西洋岸の国。国名はポルトガルの探検家によりライオンの山と名付けたことでついた名前と言われます。

かつてイギリスの解放奴隷(アメリカ独立戦争で英国側に協力しカナダへ逃れた人々)の入植地として開発された土地が基で1808年に英直轄植民地となり、その後1961年独立を果たしています。

独立当初は英連邦のエリザベス女王を元首とする国でしたが、1971年に共和国となっています。

 最初のコインは1791年、首都フリータウンの入植会社であるシエラレオネ社によりドル単位で発行されています。植民地時代は西アフリカポンドが使用され、独立後100進法でレオン(=1/2£)が導入されました。なお当初からコインには国王を描いていない国です。

※1/2セント青銅貨 1964年   ミルトン・マルガイ初代首相

     

※1セント青銅貨 1964年                                  ※5セント白銅貨 1964年

※10セント白銅貨 1984年 シアカ・スティーブンス大統領

※50セント白銅貨 1980年

アフリカ大陸沖マダガスカルの北のインド洋に浮かぶ島国。大航海時代に発見され、フランス人により入植されますがナポレオン戦争後にイギリス領となり、1976年に独立しています。

観光と漁業の島で、美しい海岸は憧れの地です。

1914年にモーリシャスルピーから分かれたセーシェルルピーは、1939年から独自のコインを発行しています。モーリシャスに比べデザイン的に地味でしたが、独立後はデザインが南国の楽園らしくなりました。発行数が少なめな国ですが、銀貨3種類は完集できました。

※5セント アルミニウム貨 1972年 FAO

※10セント白銅貨 1939年 発行数36,000枚

※10セントニッケル黄銅貨 1953年

※25セント銀貨 1943年 Ag.500 36,000枚

※1/2ルピー銀貨 1939年 36,000枚      ※1ルピー銀貨 1939年 90,000枚

☆セイシェル共和国

※1ルピー白銅貨 1977年

※5ルピー白銅貨 1977年              ※10ルピー白銅貨 1977年  FAO

 

バルカン半島中央部、旧ユーゴスラビアの中心をなしたスラブ人の国。中世一大勢力を誇りますがオスマン帝国の侵攻を受け滅亡。1817年オスマン帝国宗主権下でセルビア公国となり、後1878年完全独立(1882年王国)を達成すると大セルビア主義を掲げ、第一次大戦ではセルビア人中心の南スラブ人の統一国家を作るべく領地を拡大させ、1918年にはセルビア王を掲げるユーゴスラビア王国(1929年までセルビア人・クロアチア人・スロベニア人王国)を成立させています。危うい民族問題を抱える中で第2次大戦のドイツの占領に乗じてクロアチアが一時独立しますが、チトー率いるパルチザンによる解放で社会主義連邦共和国が成立。民族主義を封じ込めて中立性を保ったカリスマ=チトーの安定した国家運営も、死後には完全崩壊の道をたどり、現在旧ユーゴスラビアの構成地域は7つの国に分かれてしまいました。同一言語を持つクロアチアとは歴史的経緯の違いからくる宗教の違い(ギリシャ正教徒とカトリック教徒)が対立の最大要因で、セルビアとの主導権争いが過度なナショナリズムを生み、悲惨な民族浄化、虐殺行為を含む戦争が引き起こされてしまいました。国家主義の熱狂性が持つ怖さと危うさを強く感じさせられてしまいます。

コインは、一貫してディナールの名前で発行されセルビア銘は1868年~1917年までと、第2次大戦中のドイツ占領下2003年~のユーゴスラビアの名称消滅後と分かれます。間の期間はユーゴスラビア銘で発行され連続性がありますが、完全分解した国なので別扱いで掲載する事にします。

※5パラ白銅貨 1904年               ※10パラ白銅貨 1883年 

※20パラ白銅貨 1917年

※50パラ銀貨 1915年

※1ディナール銀貨 1915年

※5ディナール銀貨 1904年 カラジョルジェヴィチ家(対立した2家ある王家の1つ)100年

☆ドイツ占領下

※2ディナール錫貨 1942年

 夏バテで久しぶりの投稿です。

ボルネオ島の北西部にあり現マレーシアの一部になっていますが、第二次大戦前まで英国人による王国が成立していました。ブルネイのスルタンにより原住民の反乱の制圧の褒章とし1841年にてラージャ(藩王)の地位を得たのが始まりで、1847年独立。その後英国海峡植民地の援護の元にブルネイから領地を奪い、イギリスの保護下ながら1941年には独自憲法を成立させています。日本の占領後に英国の意向から政権は持続できず直轄植民地となり、1963年マレーシア連邦に加入しましたが、自治権が強い地域のようです。

コインは海峡ドルと等価で1863年から1941年まで発行され流通しました。

デザインは地味ですが銀貨は発行数少な目で、やや入手難です。

※1セント青銅貨 1886年

※1セント青銅貨 1937年

※10セント白銅貨 1927年H

※20セント銀貨 1927年H 発行数250;000枚

※50セント銀貨 1927年H 発行数200;000枚