「君の膵臓を食べたい」
すごいよかった！というかすごい綺麗だった！
何かが死ぬ作品って泣けるし、
(わたしは特に涙脆い)加えて学生の話とかぜったい悲しいから、悲しくて泣ける結末が決まりの話ってあまり見たくないんだけど、
なんか本読みたいなって偶然本屋に入ってタイトルに惹かれて読んでみたらとっても綺麗な作品だった！！
最初思っていたイメージとはぜんぜん違った！
軽いイメージをもったわたしを恥ずかしく思うくらい違った！
ただ悲しいことを伝える作品じゃなかった！！
もっとちゃんと「生きたい」と思った。
それは作品中にでてくる「生きるということ」とは違うかもしれないし、多分人それぞれに違うこと。
それを認めて、他人をあんな風に思い、思い合える関係性を羨ましく思った。
日常の中で全生物にあり得る生と死の間で、
みんな生きてるし、みんな死ぬ、
それはずっと先かもしれないし、
すぐあしたかもしれない。
きっとみんな知ってるはずのことなのに
わたしだって知ってたはずのことなのに。
そんなことないと思うけどやっぱり
なんだか毎日を薄っぺらく生きてしまってたような気がしてしまう。
もっと周りを見て、干渉して
好きになって嫌いになって
笑って怒って泣いて
ぜんぶ力いっぱい自分に本気で、
ちゃんとただひとりの”自分”を形成して
それでいつかその自分が認められたと感じられたら幸せじゃないか。と思った。
毎日に嘘ついているわけじゃないけど、
ただ作品の中のふたりが羨ましく思えたのでした。
桜良に憧れる側の人間だなと気づいた。
このまま感想を綴っていると止まらないし、
恐らくネタバレしそうなのでこのへんでやめます笑
1冊の本から、
1行の言葉から、
背景も人物も人生さえも想像できるから
本ってだいすき！！
実は小学校の頃１番本を借りた人で表彰されるくらいに図書室に通っていたし止まらなかった！笑
また新しいの買いにいこー♡
長々と笑
！★お知らせ★！
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