2/6(木)、学校保健委員会が開催され、PTAの正副会長も出席してきました。
学校側(校長、副校長、養護教諭)、校医・薬剤師の先生方、保護者代表が出席し、健康診断や検診の結果、また日ごろの様子から、本校児童の傾向や身近な健康問題について意見や情報を交換しました。
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養護教諭の先生の司会で、まずは児童の健康診断・検診の結果や保健室への来室状況のお話。
まずは、児童の健康診断・検診の結果についてです。
本校児童の身長体重の話から、最近はTVの影響か、標準体重内ではあってもやや痩せ気味の子の割合が増えていること、特に女子は体重が増える事を気にする子が多いことを伺いました。(でも成長期なので体重が増える=成長してるって事なんですよ!)
また、今の計測は、一回乗るだけで体重も身長もいっぺんにはかることができ、プライバシーに配慮して先生が読み上げることもしないそうです
保健室への来室状況も伺いました。
学年、性別、曜日によってケガをしやすい傾向が違うことがわかりました
また、大人数が限られた空間の校庭で遊ぶため、休み時間中に転んだりぶつかったりしてけがをする傾向が高い事、校庭遊びを学年別にしたところ校庭でのけがが激減したことなどを伺いました。(大人の工夫で子供のけがを減らすことができる!)
引き続き、校医の先生方のお話。
小学生の眼鏡・コンタクト着用について。
子どもは自分の見え方しか知らない(見えづらいことに気づいていない)ので、小学生になって検査を受けるようになって初めて視力が悪いことに気づくこともある。家庭で子供の見方がおかしいと思ったら受診を。
「低学年から眼鏡にすると余計視力が悪くなるのでは」と心配される方もいますが、適正な時期に視力矯正をしないと姿勢が悪くなったり、目を細めるなどのよくない見方の癖がついたり、といった悪影響が出ることも!
コンタクト着用については、親がいないところでずれたり痛みが出たりといったトラブルが発生した時に臨機応変に対応できるか?小学生ではそれは難しいと思う。ただ、スポーツ等で眼鏡着用では十分に実力が発生できないという場合に、その時だけ限定的に着用するという使い方なら可能性がある。定期的に検診を受けることが大前提。
成長期なので視力も変わりやすい。定期的に検診を受けること。
タブレットの使用と視力・成長への影響
寝る前に暗い部屋で寝転がって見るはNG!
視力への悪影響ももちろんの事、自律神経が乱れたり睡眠の質が下がったりして成長にも影響が出ます。
座って明るい部屋で見る、使用する時間帯や使用時間を決める(ルールづくり)。
大人がルールを決めることで、子どもがこっそり暗いところで見ることを防ぎましょう。
虫歯について
昔に比べて虫歯の子の割合は減っている
歯の健康に対する親の意識が高くなったためだろう。
お菓子を食べた後にはうがいをするなど、ちょっとした工夫で歯の健康を守るように大人が指導する。
低学年のうちは親が「仕上げ磨き」をしてあげる習慣を。寝る前と朝食後にはしっかり歯の手入れをする。
特に歯と歯の間は磨き残しが多いのでフロスを普及させたい。
半年に1回は受診を。
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為になる話をたくさん伺えました!我々の質問にも丁寧に答えてくださいました。
ありがとうございます!
親の意識が子どもの健康につながっているのだなと痛感しました。
本校卒業生の校医の先生方もいらっしゃって、後輩を見守るような気持ちで子どもたちを見ているとのこと。
子どもたちの事を気にかけてくださっている温かいお言葉でした