角田光代さんという作家の本を読んでいます。
その中の「銭湯」と言う小説で、母親が主人公に宛てた手紙の一節。
「パート先の奥さんがたの話を聞いていると、かあさんには本当に何もないなあと思うのです。
・・・・・・・・・略・・・・・・・・・何かやりたいなんて気持ちすら捨ててしまって、
だけど八重子がいるからいいって生きてきました。
あんな父さんと一緒にいたのだって、あなたの為なのです。
そのあなたは、何か知らないけれどいつまでも夢のようなことばかり言ってふらふらしている。
私は一体何をしてきたんだろう・・・・・考えることがないから、そんなことばかり考えています。
かあさんはこうしてひとり取り残されるために、必死で働いて来たのだろうか、なんて。」
この件を読んでいて、「何をしてきたんだろう。」ってそう思うなら
今からでも変えればいいじゃない。
嫌ならやめればいいじゃない。
と軽く怒りすら覚えてしまう私は、まだまだやっぱり子供なんでしょうか・・・
でも、やっぱり私は、「何をしてきたんだろう。」とか言う人生は歩みたくないなぁ。
ちなみに小説は、はまだ的にはとても面白いですよ。
暗め、考え系の話が好きな人(←これ私。)にはお勧めです☆