「ここにいる諸君とわたしは、あなたの一件にとっては完全にとるのたらぬ存在なんだ、じっさいわれわれは、この件についてはほとんどなにも知らぬといってもいいくらいのものです。

※とに足らぬ存在/nebensachlich/隣に相並んだ存在

《ここにいる諸君とわたしは、あなたの一件にとっては完全に同じ存在なんです、だからこのいっけんについてはあなた同様なにも知らないのです。》

 

「なんならわれわれも規則通りの制服を着たってかまわないでしょう」

※regrechtesten Unifoemen tragen~

 rgerechte sten→stern/星

 Uni formen→form/形

 tragen→Triagel/三角形

この文章の中には、三角形、星、形という暗示があって「春の大三角」→三位一体、「父、母、子」が潜在しているような気がする。

 

ひょっとしたら監視人たちがなにか違うことをしゃべったかもしれないが、だったらそわはまさしにおしゃべりにすぎなかったんだ。

※おしゃべり/geschwatzt→Geschwister/同胞

この文章は監視人たちは同胞、「同胞だよ」と読者の潜在意識に呼びかけているような気がする。

 

どうかわれわれのことだのあなたの身の上に起こるだろうことに、そう頭をなやませないでほしい、それよりももっとあなた自身のことを考えてください。

※あなた自身/l hnen geschehen→geschehen/属、氏性、世代

《われわれのことだのあなた自身の身の上に起こることより自分の属(民族)のことを考えるべき。つまり自分の個人的なことより民族全体の(幸福)について考えてください、という意味。