『春と修羅』(mental sketch modified)

 

 Halo and Earth 光冠と地球(太陽とわたし)

 修羅(阿修羅/Asura/非天、非類、不端正)十界、六道の一、衆相山中、または大海の底におり、闘争を好み、つねに諸天杜闘う悪心なり(「対照法華」巻末「法華字解」)「宮沢賢治の思索と信仰」小野隆祥/著より

 

アスラ/Asura「生命を与える(ra)者」の意。後には「非(a)天(sura)と解釈され悪魔とされる(岩波文庫『法華経』上/坂本幸男・岩本裕/訳、注)

 

『春と修羅』

 

 心象のはいいろはがねから

※心象/mental→mentality/考え方、心理

 はいいろ(灰色)/ash color→ash/亡骸,colonist/移住者

 はがね/steel→steal/盗む、そっと行く

《死んだ人のところへそっと行く》

 

 あけびのつるはくもにからまり

 あけび(通草)/pass grass→glass

 passは通行許可証、草は鏡の暗示、あの世への通行許可証だろうか

 つる(turu)→true/真実

 くも→苦悶

 からまり/twist(歪む)

《あの世への通行許可証の真実は苦悶で歪み》

 

 のばらややぶや腐植の湿地

※のばら(nobara)→nobel/新しい

 やぶ/grove→globe/地球

 腐植/corrosive→correlative/相関的な

 湿地/dampground→damp/失望、落胆、ground(地球)

《新しい地球や相関的な失意の地球》

 

 いちめんのいちめんの諂曲模様

※いちめんのいちめんの→つまり二つの面

 諂曲/twist→twice/二度、二回、二倍

《二つの景色、二つの風景》