エーゲ会は一年に一度、一期一会 | 旧ブログ

エーゲ会は一年に一度、一期一会


浜田マキ子 オフィシャルブログ Powered by アメブロ


12月14日、アークヒルズでエーゲ会が立ち上がりました。
ここに義務や義理が入ったら会の意味がありません。

エーゲ会のキーワードはおしゃれとお料理

一年に一回、「おしゃれと料理を楽しむ会」です。
なぜ「おしゃれと料理なのか」をお話します。

まず今回はエーゲ、フェントン、クリムトルーチェ、
ブーケ、ソワレ、アンカー(順不同)と
十人一テーブルで仲間が集まって立ち上がりました。
それぞれが何かで結ばれている縁を大事にする仲間。

なぜ今「おしゃれと食事」なのか、
そのわけは、この二つさえ心がけていれば、
女性は自然と学ぶことができるからです。

しかもこれは女性にとって
なじみやすくて魅力のあるテーマです。

おしゃれ上手になるためにはいい方に会い、
お手本として、そして場数を踏むことだといわれます。
料理が上手になるためにも場数だといわれます。

さて「おしゃれ」も「料理」も、
まずマネてみろといわれます。

それからナレてだんだん自分のものになっていくといわれます。

語源をたどればマネるとは「学ぶ」こと、
ナレるとは「習う」ことです。

はじめはマネでも、装ったり作るのは自分、
必ず個性はそこに残るから心配ご無用、

「創造は模倣の極致」にあります。
ですから、おしゃれと料理は女性に学習力をつけます。

戦争中の、粗末でも清楚な躾み、
貧しいながらも心のこもった料理は
女性の知恵の結集でした。

しかも「おしゃれ・或いはミダシナミというしつけ」と
心のこもった「料理」を心がければ子供たちは必ず、
よく育つということは説明もいりません。

もう一つ、おしゃれも料理も心意気が大事です。

だからおしゃれと料理が上手になれば
勇気が養われるのでしょう。
いい女性には勇気が感じられます。

というわけで、
みんなの憧れの象徴・安倍洋子さんに
満場の拍手で会長をお願いしました。

今年・傘寿を迎えられました、
年齢を超えたその美しいしなやかさにみんな納得のため息。
突然お願いしたスピーチもそれこそお手本。

あとはみんな持ち寄りボランティア
ピアノやヴァイオリン、
アカペラでホワイト・クリスマスとトラビアータ、
芸大声楽科出身、イタリア留学前の佐々木菜穂子さん

モンゴル史の第一人者・宮脇淳子さんに
チャイナ・ドレスの原点、女性の地位の高さと価値を
スライドを楽しく見て聞く、
だから「おしゃれ」というテーマなら自然と勉強に身が入ります。

日本は人だけが資源の国です。
人の力だけで何もないところから
戦後を乗り越えてきました。

ふたたび大変な時代がめぐってきました。
「時代の空気を読める・おしゃれ」と
料理を心がけて自分と子供を育てる
これこそが女性にできる「よい人づくり国づくり」です。

エーゲ会はいつでもどこでも誰にでもできる会です。
どうぞ皆様のまわりで自由にエーゲ会を作ってください。
この会は規則も専売特許もありません。

日本中の女性が「おしゃれ」という心のけじめ、
そして楽しく「料理」で手を結びたいと願います。

私は喜んでこれからはどこにでも
出張しておしゃれとお料理をご一緒します。