達人は骨惜しみをしない
日本の女流書家として第一人者、矢萩春恵先生、
一番いつも敬服して学ばせていただくことは、
けして骨惜しみをされたことがないこと。
一人ひとりの手を持ってお手本を三枚ぐらい
すらすらといつも書いてくださるのです。
小学生に戻った気分で、
不思議と筆の動きが身体で覚えられます。
一瞬の気合の入れ方まで身体で覚えます。
先生の書道人生、その恵まれた才能と努力と美貌に
その道では嫉妬といじめの連続だったと見えます。
今では達観され、晴れ晴れと美貌が活きています。
ちょうど向かいあっていられる安倍洋子さん、
晋三元総理の母上、お二人とも芳紀80歳。
いつもうい初々しく爽やかでキレイなのです。
人生のお手本。
よい師匠にめぐり合うことが幸福です。