セルゲイ・ハチャトリアン | 旧ブログ

セルゲイ・ハチャトリアン



9月9日、サントリーホールで
ストラリバリウスばかりという豪華な演奏会。

一押しは、このアルメリア人のハチャトリアン
アルメニア楽曲、選曲も本当に大事。

だいたい私は剣の舞の作曲家・ハチャトリアンが
大好きなので、彼の名前だけで嬉しくなっていました。

天才と秀才の違いを観る思い。
この人は、モーツアルトがバイオリンを弾いているようでした。

アルメリアから連想して
9月10日、ロシア料理スンガリ新宿東店にいきました。
グルメの平泉 渉先生、
滅多なところでは喜んでいただけない。

狭ーいスンガリの入り口を恐る恐る降りていらした。
でもグルジアのワイン、
アルメニアのコニャック、
勿論、薄いパンケーキに赤いスモーク・サーモン

にしんの酢付け、たっぷりのサワークリーム
細かいひき肉がびっちり詰まった小さいピロシキ
ロール・キャベツ、
ボルシチ、

美味しい料理と会話に夢中で
私は写真を撮り忘れました。

平泉先生曰く、
「若い外交官だったころ、延々と
 シベリア鉄道でグルジアを通ってパーレビ国王時代の
 イランに赴任したのだ。

 だからグルジアのワインに詳しいんだ。
 グルジアこそ、ワインの発祥の地なのだ」

明日12日、友人とまた食事にいく、
私としてはまたスンガリにいきたい。
私は習慣性が強い。よければ毎日でもいい。

だってロシア人なら毎日ロシア料理でしょ、
おかしいことないです。

10日は平泉先生のところで
「公務員制度改革のセミナー」
今日の勉強会が一番残念でした。

お役人がお役所改革をしたってはじまらないでしょ、
というのが私の感想。
二時間、ひたすら革命の幻想と願望を抑える。
心は破壊の気に満ちてしまった。

やっぱり政治家の出番なのですが、
誰にも期待できない。

つまりは有権者がいい政治家を選んでいない。
メディアが、本当に必要な政治家を
選ぶための情報を流さない。

でも、一億総テレビ局になれるブログ
じわっと水面下で時代の激変の足音が聞こえる。

平泉先生の感想の一言が凄い、
「公務員改革は恐ろしいことです。
 下手をすると日本の脊髄を抜き取る話ですよ」