中曽根先生おめでとうございます
今日はいきつけのエアー・トリシアのゆたか君に
髪をアップ、お化粧までしてもらいました。
着物を着ていったおかげで
花束を差し上げる光栄な係り。
着物のおかげかこんなお話がうかがえました。
中曽根先生がまだ40代の代議士のころ、
総理になった佐藤栄作先生に
自宅に呼ばれた。
玄関に入ると目のまえに
羽織袴で威儀を正した佐藤総理が立っていられた。
(ここ一番の勝負の時は、男の世界でこそ、
思い切った出で立ちで威儀を正すって大切なのですね)
びっくりしていると、
二階に通されたそうです。
「沖縄返還を本気でやりたい、
協力してほしい」といわれた。
「政治的には私は反対の立場をとってきていた、
でも佐藤さんの威儀を正した羽織袴に感じるところあり、また
小さな派閥を率いる私も、派閥の面々のことを
考えるところあった。」
結局、協力を約束してその後、
運輸大臣に受けた、
それで風見鶏といわれてしまった。そのとき、
風見鶏とはよほど足場を確としていないと
くちばしを風に向かわせられないと
教えてくれる人があった、と。
