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2008年4月24日

花の一文字

銀座の老舗・器の東哉さんで見つけた
茶掛け、花の一文字

閑休庵、先々代の宗匠の書、
書は人なりといわれます。

こんな一文字がおしゃれに書けるようになりたい。
花押もはんなりと美しい。

おしゃれの手本は色々の所で見つかります。


最終更新日時 2008年4月25日 0時39分20秒
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タグ: , 東哉 , 閑休庵

家元の書

銀杏の芽吹きが可愛い、
人間よりずっと前から命をつむいできた銀杏、
古木にそのまま若い枝がつく。

銀座八丁目の方にいったら必ず寄りたくなるお店、
器の東哉さんの本店。

全国の有名な料理店でこれはという器は
この東哉さんのものが多い。

大きな倉庫が京都にあるようですが、
お店は極く小さなたたずまい、
それがこの名店のとてもおしゃれな心意気そのものです。

ときどき絵付けの教室を開いてくださいますが、
ご当主自ら教えてくださいます。
妹さんがお店をいつも守っています。

こういう姿勢のお店こそ、
きっといつの時代でも生き抜くお店だと思います。

器の好きな方は一度どうぞ、
金春通りにあります。




最終更新日時 2008年4月25日 0時32分9秒
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2008年4月23日

新渡戸稲造哲学の旗を掲げ続ける

新渡戸稲造博士の「武士道の精神」は、
日本人の心と行動の「おしゃれ哲学」でもあります。

外国の人に日本の心のあり方、
日本人の宗教心をわかりやすく説明する書です。

「武士道の精神」は、心の柱を見失いつつある今、
急速にスポットライトを当てられてきました。

新渡戸先生の哲学をもって学園を創立されたのは
その良き弟子である初代・森本厚吉先生、

写真は孫に当たられる当代・学園長の森本晴生先生。
後ろの額は、新渡戸先生の書、「心清き者は幸いなり」
柔らかく優しい字、でもこういう優しい字を書く方は強い。

その旗印を三代に亘って受け継いでこられた
存在があって新渡戸哲学は命をつむいでいます。

偉大なる人も一人では何事も達成できない。
師を受け継ぐよき弟子があって
世に広まり伝わっていきます。





最終更新日時 2008年4月23日 23時31分26秒
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おしゃれは哲学

新渡戸学園の学長になった月刊「ぺるそーな」
執筆人の中原英臣先生をインタビューに訪ねました。

でもそれにはこの学園の創立者・三代目の森本園長の
お話伺うほうがいい、と中原先生。

司馬遼太郎の「坂之上の雲」を読んでいるとき、
まったく関係のないような出来事が
人の人生の中でも、歴史の上でも
突然大きな意味を持って生きてくると思ったものです。

人生のすべてのことに伏線があるものですが、
およそ私だけの自習に終わる、
あるいは口に出したらペダンティックといわれるだろうと
と思って読んだ
トーマス・カーライルの「衣装哲学」こそ

この学園の創立の原点であり原典と知って感激新た。

月刊「ぺるそーな」を発行する私の会社・
マキコデザイン(株式会社MD)は
建築設計にはじまり、
家とはなにか、
人とはなにか、

人を育てる主役・女性はどう自分を高めたらいいか、
それには「おしゃれ」こそキーワードだと気づいたのは
ごく最近のことです。

霊的な直感を持つ友人から
マキコデザインをはじめるとき
「これ読んどくといいよ」、ともらった本が

サルトル・レザルタス(サーター・リザータス)
つまりトーマス・カーライルの「衣装哲学」です。

おしゃれは女性の総合力を必要とします。
その人の装いを見ればその人が見えてくるといわれます。

例えば看護師さんは、
制服をキチンとキレイに着こなしていれば、
まず仕事も正確です。
キレイにといっても清潔こそ看護師さんの色気です。

新渡戸先生はこの衣装哲学を何度も読み返し、
愛弟子の森本厚吉先生に手渡して渡米されたそうです。

その森本先生も繰り返し、この衣装哲学を読み、
恩師・新渡戸先生を学長にお招きして、
この学校を創立されたのです。

釈迦尊にはじまり、イエス・キリスト、マホメッドと
歴史に残る個性こそ、
永く人を導く人格となります。

新渡戸先生もまた日本人に誇りを与える巨人です。
「武士道の精神」を書いて、日本人の宗教心のあり方、
日本の精神規範をわかりやすく英語で発表されました。

その新渡戸先生も森本先生も
国づくりには女性の教育こそが大事だと唱えられたのです。

「おしゃれ」こそ、
女性のキーワードだと自信を持ちましょう。

おしゃれにかかわる人は、
仕事としても、自分だけの楽しみだとしても
この「衣装哲学」を心の原典にすることができます。

読まなくてもいい、本棚においてください。
不思議なものでそれだけで既に学んでいるのです。

トーマス・カーライルの「衣装哲学」です。










最終更新日時 2008年4月23日 20時42分10秒
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2008年4月22日

室内音楽

柿傳ギャラリーは地下2階の倉庫跡、
天井が高く音響がいい。

中里隆さんの個展披露のあとは
波多野睦美さん(メゾソプラノ)と角田隆(19世紀ギター)
のギャラリー・コンサート

かつてグレン・グールドが「コンサートの時代は終わった」と
31歳にして隠棲しましたが、
このギャラリー・ホールなら嬉しくなるかも。

マイクのないホールでの演奏、
ギターは200年ほどまえ
シューベルトが生きた時代に出来たもの。

やさしくてすばらしい音、
ヨハン・ゲオルグ・シュタウファーの作。

ギターの歴史を角田さんに伺うと、
「しばらく使われず壁の花になっていたものを
入手しました。やっと今生き返ってくれたと思います」
と眠れる美女に出会ったように嬉しそう。

波多野さんはドイツ語、英語、フランス語、スペイン語
そして日本の歌、声が伸びやかで艶やか。
私は波多野さんのスペインの歌のビートがよかった。

豊かなおしゃれな時間。


最終更新日時 2008年4月22日 22時10分30秒
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唐津の中里隆さんの展覧会

柿傳ギャラリー再オープン記念第二回は
唐津の中里隆さんと息子さんの太亀さんの展覧会

正面の額はオープン記念第一回で個展をされた
細川護熙氏の書、
気張らずアクや欲を捨てたいい字

細川さんの茶碗や花入れもとてもいい、
いつか一つ欲しい。


最終更新日時 2008年4月22日 21時50分15秒
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カーブでおしゃれ

西麻布の中国料理店、
インテリアでおしゃれなムードの演出。

ソファの背もたれにこのカーブを付けるだけで
部屋の印象がぐっとおしゃれになっています。

ベージュと黒の組み合わせはシック。