フランス人のおしゃれには主張がある | 旧ブログ

フランス人のおしゃれには主張がある

2008年1月14日

フランス人はおしゃれの見本

とあるフランスの田舎町の小さなホテルの女主人、
第二次大戦中、ドゴールも泊まったホテル。

フランス人のレジスタンスこそ自然な愛国心。
フランス人って本当に一筋縄ではいかない。

けして美人ではないのに素晴らしい、
ジャンヌ・モロー

でもフランスでは美人の代表に挙げられている、
フランスの美の基準。

彼女には何かがいつもある。
指の動き、視線、表情。

フランス女性はちょっとしたしぐさもおしゃれ
「おしゃれ」とはどういうことかと
ついつい哲学したくなります。

映画とフランス人はおしゃれの永遠の先生。


最終更新日時 2008年1月14日 21時10分37秒
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バート・ランカスター

バート・ランカスターといえば、
アラン・ドロン扮する野心に駆られる
青年を尻目に革命に身を投じていく、
「黒猫」の老伯爵を思い出します。

ビスコンティが愛したダンディ。
男の「おしゃれ」そのものでした。

この映画では鉄道技師、
彼にはどこかレジスタンスが似合う
本物の知性を秘めるからではないかと思います。

若い頃、彼はサーカスにいた、
でも知性と教育とはまた違います。

演じるといっても
その人の発する気は裏切れない。


最終更新日時 2008年1月14日 21時13分21秒
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バート・ランカスター

久しぶりにいい映画を深夜に観ました。
バート・ランカスターとジャンヌ・モロー
演技力とはこういうものかと思う、
些細な動きにも意味がある。

鉄道野郎のチーム・プレイが面白くて
いざとなったら渋ぶといフランス人の
愛国心のあり方が見える。

今のアクロバットみたいな映画とは全く違う、
人の意思の力を描く、
バート・ランカスターの身体も顔もぴったり。
よき時代のよきアメリカ人。

モノクロ、
カラーがないのにカラーがある以上に
カラーは自分で想像している。


最終更新日時 2008年1月14日 20時49分59秒
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クレオパトラ

月刊「ぺるそーな」の歌川栄子さんのコラム、
「ふつうの女のふつうのツブヤキ」

一月号は絶世の美女といわれるクレオパトラ、
世界三大美女の一人です。

クレオパトラはなぜ横顔か、
と、アブシンベル神殿にいってはじめた
わかったそうです。

人間の歴史の中ではいつの日が破壊されたり
崩れたりすることがある。

横顔ならば、壁の向こうにまだ顔があると
考えられるから、と
エジプトの歴史学者にいわれて。

ちなみにテレビが発達して
有名人の顔ならばみんな大写しに
するようになったら
美女なんて残りません。

神秘性を失った現代人には
夢も失われたと思います。

人の顔はどれもそんなに変わらない、
と思えばみんなハッピー、
絶世の美とはその人の発するオーラ、
エネルギーのことかもしれません。

クレオパトラはけして美女ではなかったようです。
声に魅力があった、とは定説。

おしゃれのためにも
言葉と声を磨きたい。