キレイのポイントは肌
2008年1月10日
| 東洋医学でキレイになる
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岩波新書から一冊の本にまとめた松田博公さんの話を聞きました。
共同通信の記者でしたが、今は講演で引っ張りだこ。
岩波新書932、これは本当にいい本です。
これこそ伝統文化として外国から注目されるべきものなのに、
明治以来、西洋医学がよい、
東洋医学はダメという固定観念ができた
学者や役所、高等教育を受けた人ほど洗脳されている。
でも事実は西洋医学の極みにふれた人ほど
東洋医学の良さに戻ってきて、
実際はみな自分のお気に入りの鍼灸師をもっている。
石原慎太郎都知事なども、
自分の主治医として鍼灸師を一人あげています。
こういうことこそジャーナリズムが広くみんなに知らせるべき。
とまれジャーナリズムの世界が一番遅れていると
ジャーナリストの松田さんがいう。
一つのことを深く追うと変人といわれる。
ジャーナリズムとは何かを論じたことがない
ジャーナリズムが日本のジャーナリズムだと。
他所より早かったとか遅かった、
特オチしたかしなかったか、そんなことで競争しているだけ。
さて日本の鍼灸の一番の良さは、
皮膚に注目すること。
そっとはんなりと打つ。
皮膚こそ環境と人間の間にあって
全的に体の状況を対応させている媒体。
血のめぐりをよくするにも
肌をそっとさするのが一番、
血のめぐりをよくしていれば
いつも健康でいつも若い。
人がキレイと感じる人は、肌が健康。
だから赤ちゃんが一番キレイ。
写真の女性をキレイと思ったのも
まず肌のキレイさ。