ティティアーノ、「ウルビーノのビーナス」 | 旧ブログ

ティティアーノ、「ウルビーノのビーナス」

2007年12月27日

ティティアーノ、「ウルビーノのビーナス」

美しいものに囲まれることこそ「おしゃれ」の原点。

このブログでお見せしたと思いますが、
30年も前、バチカンの工房で
このウルビーノのビーナスを原画にしたモザイクをみつけて
有り金をはたいてただ夢中で買い求めました。

大きくて重量があります。
船便で送るとのことでした。
あとで皆に笑われました。

お金を払ったって?そんなもの送ってくるわけがないじゃいかって。
でもバチカンです。
私は信じていました。3ヵ月後、ちゃんと日本に届きました。

それから何十年かたって、
あるとき名も覚えずにはいったイタリーの美術館でこの絵がまん前にあったのです。

画家ティティアーナの名もそのときまで知らなかったのです。
はじめてティティアーノという天才がいたことを知りました。
私のモザイクは原画よりもティティアーノの心を表現していると思いました。

地下鉄の通路を歩いていて今日、はっと目に留まり
思わず立ち止まって写真を撮りました。

魅せられるものって運命みたいです。

今日は最高、
若い有能な友人がいます。
彼から携帯がなりました。

昨日ブログに書いた「世界神話体系」のギリシャ神話版
みつけましたよ、昭和十年出版ってありましたけどこれですかって。
感激、絶対それ!!!

でも本当のことを言えば、そのブログを書いたとき
ただ何の理由もなく、この彼が見つけてくれる予感がしていたのです。
世の中って不思議でできているみたいです。


最終更新日時 2007年12月27日 23時5分34秒
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おしゃれな贈り物

年末にいつも手作りのケーキを一枚一枚切り分けて、
銀紙に包んで送ってくださる先輩、
美味しいパウンド・ケーキ。

月刊「ぺるそーな」に子供と茶道のページを
連載してくださっている平川みどりさん。

幼稚園の生徒に30年以上、
ずっとお茶を教えている。

これこそおしゃれな人生です。
でもマネできません。

ちなみに私もパウンドちょっと自慢なのですが、
とてもとても惜しくて人に差し上げられないのです。

私は、
バター100グラム、砂糖100グラム、玉子二個を
ガーッとミキサーにかけて、ボールに入れる。
そこに
ホットケーキ・ミックス100グラム、
バナナを手でつぶしていれる、バニラ、シナモンを入れる。
ブランデーづけの干し葡萄、アーモンド・スライス、くるみ
を入れてかきまぜて、あとは160度ぐらいのオーブンで
35分ぐらい焼く。とてもいい加減に作るのですが、
これが美味しいのです。