発表会が終わって早いもので3週間が経ってしまい、日記を更新しなければと思いながらも、日々に追われてしまい、こんなに事後報告になってしまった・・・
今日はテレビをつけたら偶然にもフィギアのフリーがやっていて、浅田真央選手が最後に登場し、選曲はラフマニノフのピアノ協奏曲。
あまりに好きすぎる曲なのですが、また真央選手の演技が曲の雰囲気に合っていて、最初のジャンプは失敗したものの、とても感動しました。
張り詰めた緊張の中でこれだけ人に魅せる演技ができる事ってハンパない集中力なんだろな・・・と思いつつ、放置していたブログを突如更新したくなったのです。

発表会、無事終了いたしました。
参加された生徒の皆様、本当にお疲れ様でした。
今回、夏休み明け1ヶ月という事で仕上がりが心配だったのですが(私の演奏含め・・・笑)、皆さんラストスパートが素晴らしく、本番も緊張の中でとても良く演奏できていました
今回はソロの演奏に加え、第2部にはアンサンブルにも皆さんには挑戦して頂きました。
合わせの練習は当日のリハーサルのみでしたが、落ち着いて演奏できていて、綺麗な仕上がりになっていました。
学生さんたちは初めて一人でステージに立つ子も多く、本番1週間前のレッスンで既に緊張が伝わってきて、音が出なくなってしまうという子も続出しましたが、本番ではしっかりと練習を発揮できていて、ピアノ伴奏しながら感動していました。

今回、リーコ&サーコもバイオリンで参加。


サーコさん、初めてのバイオリンでの本番で、なんと・・・入場している途中、回れ右をして退場しようと(逃げ出そうと)しました。お客さんの目の前で。
後ろを歩いていた私は「こらっ、早く行きなさい!」と小声で怒る。お客さんの目の前で。
なんとかそのあとはお辞儀をして演奏も無事終わったのですが・・・なんとも予測できない事が起こるものですね。


そしてリーコさん。
「演奏は楽器がお客さんに向くように、横を向いて演奏するんだよ。」
と予め言ってあったのですが、なんとお辞儀をしたあと、逆側(私の方)を向いて構えているではありませんか・・・!
まさに前奏を弾き出そうとしたときに、こっちを向いているリーコと目が合い、びっくりして
「逆っ!あっち向くの!」
と、またまた小声で怒る私。お客さんの目の前で。
リーコも練習した成果を発揮できたのでよかったのですが、なんともこのお二人さん、演奏以前に入退場の練習をさせなければと、終わったあとに気づいたのでした。


takanoさんに伴奏をお願いし、リーコとカノンのデュオも演奏しました。
こちらもリハーサルで、リーコが私につられてしまうというハプニングがありましたが、本番では綺麗に演奏できていました。

そして、前回の発表会に引き続き、かやのちゃんとケケ(大学時代からの友人、一応先輩・後輩・・笑)にお手伝いして頂き、共演して頂きました。


かやのちゃんとはショッカーの「3つのダンス」。
こちら、なんとも愉快な曲です。
題名の通り、3つのダンスの曲で、特に3楽章は踊りだしたくなる軽やかな曲なのです。
遊び心満点なメロディーで、演奏しながらも踊りたくなる、そんな楽しい曲でした。


そしてケケとは無伴奏のデュオ、ドップラーの「二つのフルートのためのザンパ」を。
こちらはオペラ「zampa」をテーマにドップラーがフルートデュオのために作った曲です。
なんせ、ケケは現在東京在住なので、合わせの機会がなかなかないまま本番を迎えたといった感じでしたが、不思議なことに彼女とは長い付き合いだからか、息が合うんですよね。
ヨシヨシってしたくなる、可愛い妹のような存在です。
この発表会の為に東京から駆けつけてくれて、本当にありがとう!


そして、最後の演奏、タファネルの「ミニヨンの主題によるグランドファンタジー」。
伊藤公一先生が先日のリサイタルで最後に演奏したミニヨンが素敵すぎて感動し、私もあんな演奏をしてみたいと思い、発表会で演奏するきっかけとなりました。
伊藤先生にもレッスンで見ていただき、先生はサラサラ~といとも簡単に吹いているように見えるのですが、実際は息切れしまくりのチョースタミナ必要曲だったのです。
後半はひたすら休みなしのまくし立てる系・・・まさにスタミナ勝負でした。
ある意味、これから体力がどんどん落ちる一方なので、このタイミングで挑戦できてよかったと思います(笑)
ミニヨンは華やかな曲で、学生時代からとても好きだったので、この半年近くじっくりと向き合って練習できたのはとても幸せな時間でした。


今回は9月の初めに突発性難聴が発覚し、ステロイド治療をしていた副作用で発表会の数日前まであまりのだるさと体調不良で、自分のフルートの練習はほとんど出来ないという状態でした。
幸い(?)にもステロイド治療が発表会前の数日前で終了し、発表会当日はだいぶ体調が回復していたのですが、自分の最後のソロには明らかにスタミナ不足だったなーって思います。
副作用に悩まされた割には、ステロイド効果はほとんどなく、結局聴力は戻らないままです。
やっぱり発症して早くに気付くことができなかったのが良くなかったんだと思います。


今回共演して下さったtakanoさん、かやのちゃん、ケケ、本当に本当にありがとうございました。
体調がすぐれなくてご迷惑ばかりおかけしてしまった気がしますが・・・手を差し伸べて下さるお友達がいるって幸せだなぁって本当に思いました。
是非、また来年もこのメンバーでバリバリ演奏したいです。

そして、アナウンスや譜面台運び、そして受付をお手伝いして下さったブラスメンバ-の方々、午前中の本番の終わったその足で駆けつけて下さり、お手伝いしてくださいました。
本当に感謝です、ありがとうございました。


会場に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
現在教室に通ってくれている生徒さんが17名いますが、今回残念ながら参加できなかった方々もいらっしゃいます。
また全員揃って本番できたらいいですね♪
今後ともはまだフルート教室をよろしくお願いいたします。

来年は、10月25日(土)hitomiホールで予約を取りました!
転勤がなければですが・・・

また日々のレッスン、頑張りましょう♪