こんにちはMichiyo!です✨
いつも読んで頂きありがとうございます
人も馬も道行きつかれ死ににけり。旅寝かさなるほどのかそけき
大正時代に活躍された釈迢空(折口信夫)の短歌に触れました
徒歩や馬でしか移動出来なかった昔を思います
道のそこここに立つ墓標は旅の過酷さを物語るものでした
道半ばで命を落とした者達を思い自らに重ねる…
「かそけき」と言うのは心が穏やかで静かな状態
「幽し(かそけし)」が語源だそうです
何しろ幽ですからね
消え入りそうな光や音、目に見えない気配レベル
ふと浜田省吾さんの歌を思いました
口には出さなくても、誰もが果てしない哀しみを背負っている事を知っている
人も、馬も、道端の草も木も…皆が同じ命を生きる仲間だと知っている
いつかは命がなくなる事を知っているから、今この時を大切に生きる
大切なものは言葉にしてしまうと消えてしまうから、ただそっと寄り添う
これが日本人の死生観なのではないのかと思うのです
宗教は神対人間だけど、命あるものは全て仲間だと言う感覚が日本人の心にはあるのだと思うのです
だから虫の音にさえ詩情を感じるのでしょう
宗教などでは語れない、それを超えた深い共感
宇宙も地球も人も馬も全部空に溶けていく…
紡ぐ音から、言葉から、歌声から、佇まいから、
ロックの中に「かそけさ」を味わえる
日本人で良かったな

