戦国時代においては、親子間、兄弟間の争いは普通の事
信長にとっての最大のネックも身内でした
今回の大河ドラマでは、母の愛を求めながら叶わない若き信長の姿が描かれます
常識的で、母や家臣達からの信頼が厚いのは弟信勝
革新的で自由な信長の視点、発想を理解できる人は周りにいませんでした
弟の裏切りを何度も許した信長は、ある日とうとう弟を亡きものにします(時代に合ったやり方で)
これは母との精神的な決別、違う価値観を捨てる覚悟だったのだな…と思いました
本来のエネルギーを発揮すると母が苦しむ
その世界でずっと悩んでいたのだと思います
良い悪いではなく、スピードが違ったんです
新しい世界が見えていたのですね
身内に足を引っ張られる、重たい鎖を断ち切ったその後の活躍はご存知の通り
でも、母と子の思い合う心が消えた訳ではありません
母土田御前が一生神仏に祈り続けたのは、修羅の道を選んだ信長を思う一心だったと思うのです
(受け入れる事は出来なかったかもしれませんが…)
信長はただ、違うと諦めただけ
誰しも「分かってもらいたい」気持ちを持っていますよね、特に身近な人には…
でも、「正しい」はそれぞれ違うんです
人は鏡
身近な人程大きく映ります
その問題は自分の世界のほんの一部に過ぎないのに、まるで世界の全てのように見えます
わかるのは自分の「正しい」だけ
戦国時代は暴力で解決していた時代です
早く抜け出して違う世界が見たかったのではないかと思います
今、身近な人との間に重い苦しみを感じる時はどうしたら良いでしょう?
心の研究が進んだ現代では、ブレーキをかけているのは自分自身だと広く言われています
苦しみはそれに気づかせるサイン
潜在意識の中に眠っている言葉を聞きましょう
愛と勇気を持って自己実現して行く為のより良い方法は自分が知っています
あなたが本当に住みたい世界はどんな世界でしょう?